【漫画】本エピソードを読む
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョンマンガ部」。今回は、「レタスクラブ」で掲載中の『平和な事件しか起こらない町』(KADOKAWA刊)を紹介する。作者の類さんが、12月22日にX(旧Twitter)に本作を投稿したところ、2.8万件を超える「いいね」やコメントが多数寄せられた。本記事では、類さんにインタビューを行い、創作の裏側やこだわりについて語ってもらった。
■平和な事件がたくさん舞い込む小さな交番
動物たちが仲良く暮らす町にある小さな交番には、平和な事件が数多く舞い込んでくる。ある日、交番にオオカミが「ウサギをさがしてて…」と駆け込んできた。おまわりさんがウサギの特徴を聞いていたところ、「すいませーん」とオオカミを探しにきたウサギが。
またある日は、お気に入りの石をなくしたラッコが泣きながらおまわりさんに助けを求めてやって来る。おまわりさんは「ゼッタイ見つけるぞ!」と気合十分。その後、ラッコの石を発見し…。
本作を読んだ人たちからは、「あったかい気持ちになれるお話」「こんな生き方に憧れる」「この世界線に行きたい」「ほっこりする」など、多くのコメントが寄せられている。
■作者・類さん「「もしこうだったら平和に解決したかも?」と考えてお話を作っています」
――『平和な事件しか起こらない町』は以前のインタビューで「刺激やハラハラをできるだけ取り除いた作品を作りたいと思ったのがきっかけ」とお答えいただいていましたが、このように優しい気持ちになれるエピソードはどのように生まれているのでしょうか?
本作のエピソードは、基本的に「こうだったらいいな」を意識しています。例えば幼少期のちょっとした体験や、絵本にありがちなワンシーン。それらの不安要素が「もしこうだったら平和に解決したかも?」と考えてお話を作っています。
――類さんは優しいタッチの絵柄が印象的ですが、時間をかけているパーツや手直しが多い箇所はありますか?
1番気をつけているのはキャラクターの顔です。特徴的な表情は読み手の記憶に残るので意識して描いていますし、手癖でしょっちゅう歪んでしまうので左右反転しながらバランスを整えています。
――12月22日に投稿されたお話のなかで、特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。
クマさんと勘違いしておまわりさんに頭を下げるモグラくんに「おまわりさんだよ」と言うシーンと、ヤギくんたちにお礼の紙料理を振る舞われそうになり「お茶でじゅうぶんだよ ありがとう!」と言うシーンが好きです。小さい住民たちの小ボケにきちんと返すおまわりさんの真面目さと優しさがシュールでかわいらしいなと思っています。
――今後挑戦してみたいジャンルやテーマがありましたらお教えください。
嫌われがちな生き物をモチーフにしたかわいいキャラクター漫画を描いてみたいです。他所で裏社会を舞台にした漫画を連載していたのですが、世界観が気に入っていたのでどこかで活かせたらと思っています。
――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします!
いつも私の作品を読んでくださっている皆さん、本当にありがとうございます!今年は去年より漫画の投稿数を増やすことを目標にしていますのでお楽しみに。励みになるので応援や感想のコメントお待ちしております。
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