無差別虐殺の闇が剥がされる「済州島四・三事件 ハラン」4⽉3⽇公開

無差別虐殺の闇が剥がされる「済州島四・三事件 ハラン」4⽉3⽇公開

2月12日(木) 13:00

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⻑らく語られてこなかった無差別虐殺事件を題材に、⺟と娘の命がけの逃避⾏を描く韓国映画「한란(原題)」が、邦題「済州島四・三事件 ハラン」として4月3日から全国で公開されることが決定。あわせてポスタービジュアル、予告編、場⾯写真が⼀挙披露された。

ユネスコの世界⾃然遺産に登録されリゾート地としても⼈気の⾼い韓国・済州(チェジュ)島には、かつて凄惨な事件があったことはあまり知られていない。1948年4⽉3⽇、外国勢⼒による⼲渉に反発した済州島の⼀部島⺠が武装蜂起したことに端を発した「済州島四・三事件」。政府は海岸線から5キロ以上離れた地域を「敵性区域」とみなし、“出⼊りする者は無条件に射殺する”という布告⽂を発令する。村⺠たちは難をを逃れるため、漢拏⼭(ハルラサン)を⽬指すことに。⼀時的に村を出ることになったアジンは、村に残した6歳の娘・ヘセンのことが⼼配でたまらない。その頃、村では韓国軍が⽼⼈たちを容赦なく射殺していた。

⻑らく闇に葬られてきた事件をテーマに本作を監督したのは、商業映画の脚本家としてキャリアを積んだハ・ミョンミ。移住した済州島で名もなき⼥性の犠牲者たちの姿を描きたいと企画し、史実を基に⺟と娘の物語を完成させた。主⼈公アジンを演じるのは天才⼦役としてデビューしたキム・ヒャンギ。「無垢なる証⼈」では第39回韓国映画評論家協会賞の最優秀⼥優賞を受賞するなど、その演技は⾼く評価されている。

政府が繰り広げた 3万⼈にも及ぶ無差別虐殺。権⼒によって翻弄される名もなき⼈々の姿を確認できる予告編と場面写真も公開。⺟と娘の命を懸けた旅路は、果たしてどこへ向かうのか。

「済州島四・三事件 ハラン」は、4月3日からポレポレ東中野ほか全国順次公開。キム、ハ監督からのコメントは以下の通り。

■キム・ヒャンギ

あいち国際⼥性映画祭での出会いが素晴らしい記憶として残っていましたが、こうして⽇本の劇場公開にまで繋がることができて本当に幸せです。韓国の重要な歴史の⼀部に興味を持ってくださり感謝します。⽇本 と韓国の優れた作品が交流し、互いに良い影響を与え合えることを願 っています。

■ハ・ミョンミ(脚本・監督)

「済州島四・三事件 ハラン」を準備する中で、済州島四・三事件の歴史が⽇本に定住した済州の⼈々の時間とも深く繋がっていることに直⾯しました。あいち国際⼥性映画祭での最初の出会いが⽇本公開にまで繋 がった今の過程は、歴史的⽂脈の中で私にとって特別な縁のように感じられます。今回の⽇本公開を通じて、済州島四・三事件の記憶が国境を越え、⽇本だけでなくより多くの場所へと繋がっていくことを願っています。

【作品情報】
済州島四・三事件ハラン

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