SOS団声優陣が16年ぶりに集結!「この5人が集まれば一瞬で20年前の空気に戻っちゃう」『涼宮ハルヒの消失』リバイバル上映舞台あいさつレポート

左から、小野大輔さん、茅原実里さん(長門有希役)、杉田智和さん(キョン役)、平野綾さん(涼宮ハルヒ役)、後藤邑子さん(朝比奈みくる役)/撮影:ソムタム田井

SOS団声優陣が16年ぶりに集結!「この5人が集まれば一瞬で20年前の空気に戻っちゃう」『涼宮ハルヒの消失』リバイバル上映舞台あいさつレポート

2月12日(木) 17:00

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2026年2月7日、新宿バルト9にて劇場版『涼宮ハルヒの消失』のリバイバル公開記念舞台あいさつが開催。平野綾さん(涼宮ハルヒ役)、杉田智和さん(キョン役)、茅原実里さん(長門有希役)、後藤邑子さん(朝比奈みくる役)、小野大輔さん(古泉一樹役)らSOS団5人の声優陣が登壇し、16年ぶりのリバイバル上映および、本作への想いを語った。
【写真を見る】集まるのは16年ぶり…と言いつつ、息の合った掛け合いを見せるSOS団の面々
左から、小野大輔さん、茅原実里さん(長門有希役)、杉田智和さん(キョン役)、平野綾さん(涼宮ハルヒ役)、後藤邑子さん(朝比奈みくる役)


■『ハレ晴レユカイ』の大ヒットなど20年の歴史を振り返り
2006年のテレビアニメ放送開始から、2026年で20周年を迎える「涼宮ハルヒ」シリーズ。この節目に合わせて、ファンへの感謝の気持ちを込めた「涼宮ハルヒの御礼」プロジェクトがスタート。このたびのリバイバル上映は、その一環として2月6日より2週間限定で始まったもので、新旧大勢のファンから好評を博しているという。

声優陣による一言あいさつのあと、壇上では同シリーズおよび、SOS団の活動について振り返るコーナーが展開。20年の間に起きたさまざまな出来事が年表形式で紹介され、それを見た一同は思い思いに感想を語る。
スクリーンにはSOS団の活動内容などが映し出される


【杉田智和】放送が始まってすぐに話題になったのが、踊るエンディングですね。『ハレ晴レユカイ』が注目されたのはニコニコ動画のサービス開始と同時期なんだけど、ちょうどいいタイミングだったというか。そこと連携して、めちゃくちゃ盛り上がったことを覚えています。『ハレ晴レユカイ』で踊ろうぜって大人数が集まって、ちょっと大ごとになってしまったりとか、いろいろトラブルもあったものの、それでもなくならずにずっと残っている…というのは、本物の証なんじゃないかなと思います。

【平野綾】5人で会うのは久しぶりなんですけど、杉田さんがしゃべっているのを見ていると「あぁ、杉田さんだ…」ってなって。それだけでグッときてしまいました。当時、収録をしていたころは、まさかこんな形で20年後にまた集まれるなんて思いもしなかったんですけど、ご来場いただいている方々もよく見ると、顔なじみの方がけっこう来てくださっていて。それがすごくうれしいです!
【写真を見る】集まるのは16年ぶり…と言いつつ、息の合った掛け合いを見せるSOS団の面々


【茅原実里】テレビアニメの放送から20周年ということで、こうやってまた『涼宮ハルヒの消失』がリバイバル上映されることがすごくうれしくて。この5人が今日こうしてそろっていることを、本当にうれしく思います。それと今日、東京では雪が降ったんですけど、これもすごいな…と思っていて。16年前の『涼宮ハルヒの消失』の試写会のとき、観終わって外に出たら雪が降っていたんです。その後、主題歌『優しい忘却』のジャケット撮影のときにも、また雪が降って。私にとって大切な日はいつも雪が降るので、今日は朝からすごく気分がよかったです。

【後藤邑子】今のこの雰囲気を見ていただいたらおわかりになると思うんですけど、5人が集まって杉田君がしゃべり始めたら、もう気分はSOS団なんですよ。一瞬で当時の空気に戻っちゃう。そんなうれしい気持ちを、本日お越しいただいた皆様にもお届けできたらいいなと思っています。ちなみに私、人によって呼び名が全然違っていて。綾ちゃんは「邑子さん」、みのりんは「邑子ちゃん」、小野君は「姉さん」と呼んでくれるんですけど、杉田君からは「ゴトゥーザ様」って呼ばれていて。そうした20年前の楽屋の雰囲気をまた感じることができて本当に楽しいです。

【小野大輔】当時と変わらない空気を感じる反面、この20年で声優界ではいろんなムーブメントが起きていて。キャラソンがヒットしたと思ったら、自分自身もアーティストとしてデビューさせてもらったり。5人がそれぞれ、いろんな活動をしてきたと思うんだけど、僕はこれを、ハルヒが真ん中にいて、SOS団の一員として振り回されて。彼女がおもしろいと思うものにどんどん巻き込まれていくような感覚で受け取っていて。そのおかげで成長できて、声優としてさまざまな挑戦ができたことは本当にありがたいですし、ハルヒに関われたからこそ、ここまで頑張ってこれたんだと思っています。
ライブビューイングの観客に向け、手を振るSOS団の面々


■杉田智和さんの意外な告白に会場は騒然
続いてイベントの中盤では、5人が『涼宮ハルヒの消失』を振り返り、印象に残っているシーンを発表するコーナーが展開。それぞれが収録時のエピソードなどを交えつつ、お気に入りのシーンを紹介していくなか、杉田さんが「実は、まだ一度も本編を観ていないんです」という一言を発し、会場に衝撃が走る。

【杉田智和】『涼宮ハルヒの消失』の収録と同時に、自分の中にあるものをすべて出し切っちゃって。本編を観ようという気持ちが湧かなかったんですよ。しかも162分という長尺なので「僕のことが嫌いな人からすると拷問のような時間になるな」とか、そんなことばかり考えているうちに、観る機会を完全に失ってしまって……。けれども、皆の思い出に残っているシーンを聞いていたら、自然とそのシーンの情景が浮かんでくるんですよね。だから、リバイバル公開のタイミングで今度こそ観ようと思っていたんですけど、今は「記憶が蘇ったから、やっぱりまだ観なくていいかな」という気持ちでいます。
16年前の「涼宮ハルヒの消失」初公開時のエピソードなども語られた


さらに壇上では各種トークコーナーに続き、このたびのリバイバル公開に合わせて発売されるグッズや「涼宮ハルヒの御礼」プロジェクトの一環として現在開発中のフィギュアなど、さまざまな新商品の紹介コーナーも実施。そうして最後に平野さんが声優陣を代表して締めのあいさつをし、大盛況のうちに舞台あいさつは終了した。

【平野綾】ライブビューイングの皆様も、こうして会場に足を運んでいただいた皆様も本当にありがとうございます。アニメは20周年を迎え、劇場版は公開から16年が経ちましたが、「涼宮ハルヒ」シリーズは未見で、これから初めて観るよ、という方も大勢いらっしゃると思います。期間限定の上映になりますが、ひとりでも多くの方に観ていただいて、楽しんでいただけたら幸いです。そして20年間、変わらずに応援してくださってる皆様、またこうしてお会いできてうれしいですし、本当に感謝しています。作品が20周年を迎えられたのは皆様の応援があってこそですので、これを大いに盛り上げるために、引き続き皆様のお力を貸していただけますとうれしいです。今日は本当にありがとうございました。
「涼宮ハルヒの御礼」プロジェクトの今後の展開ついての説明もあった


取材・文=ソムタム田井

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