田口トモロヲの10年ぶりとなる監督最新作「ストリート・キングダム自分の音を鳴らせ。」のメイキング写真3点が公開された。
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【フォトギャラリー】田口トモロヲ監督作「ストリート・キングダム自分の音を鳴らせ。」メイキング写真
ロック映画の金字塔となった、みうらじゅん原作、宮藤官九郎脚本、田口トモロヲの初監督映画「アイデン&ティティ」(2003)。本作は、その系譜とも呼べる新たな音楽青春映画だ。
今からおよそ半世紀前の1978年。パンク・ロックの始祖、セックス・ピストルズが解散したその頃、東京の片隅で“何か”が静かに芽吹こうとしていた。その“何か”とは、スマートフォンもSNSも存在しない時代、自分たちの音楽を、自分たちの手で届けようとした若者たちのムーブメント。楽曲も録音スタジオもレコードもすべて自分たちの手で創り、新しい道を切り開いていく【D.I.Y.】のスピリットと革新的な手法。彼らの音楽が巻き起こしたムーブメントはやがて「東京ロッカーズ」と呼ばれ、音楽業界に風穴を開け、メジャーしかなかった世界に<インディーズ>という新しいスタイルを生み出していく。
自主レーベルの立ち上げ、オールスタンディングの導入、音楽フェスの開催。いまや当たり前となったカルチャーの原点を築いたのは、カリスマでもスターでもない——ただ、自らの表現を信じて突き進んだ、名もなき若者たちだった。原作者である地引雄一はその自由で生のエネルギーに満ち溢れた異世界のような音楽シーン、それを「ストリート・キングダム」とし、自著にまとめた。
「アイデン&ティティ」が初めての演技ながらも初主演に大抜擢され、田口監督と運命的な出会いをきっかけに、今やミュージシャンとしてだけでなく唯一無二の個性を持つ俳優にもなった峯田和伸(銀杏BOYZ)と、同作をこよなく愛し、目標としてきたという今注目の俳優・若葉竜也の二人がダブル主演を務める。峯田はバンドのカメラマン兼マネージャーとなるユーイチ、若葉は「東京ロッカーズ」の中心的バンド「TOKAGE」のリーダー兼ボーカルのモモを演じる。そのほか神野三鈴、浜野謙太、森岡龍、山岸門人、マギー、米村亮太朗、松浦祐也、渡辺大知らが共演。
本作出演の若手実力派俳優たちは「アイデン&ティティ」に強い憧れや想いを抱いており、主人公・モモを演じる若葉は、役者として行き詰っていた頃、「アイデン&ティティ」を見て希望を見出したという若葉は、「『こんな映画に出てみたい』という想いで、ずっと走ってきました。撮影が終わった今も、あれは映画のセリフだったのか、自分の言葉だったのか分からない。これでもくらえ!!!って感じです」とコメントを寄せ、長年抱き続けてきた憧れと本作への覚悟を滲ませた。
また、吉岡里帆も『本作のためならと超多忙の中、出演を快諾。「自由で、反骨的で、エネルギーに満ちた彼らの姿は、今の時代を生きる私たちにも強く訴えかけるものがある」とコメント寄せた。
さらに、「アイデン&ティティ」をこよなく愛する間宮祥太朗は、田口監督の新作が動きはじめているという話を聞き「ぜひ参加したい!」と熱烈アピールしたという。インタビューでは「『アイデン&ティティ』のチームが新しい作品を撮ると聞き、参加しない理由はありませんでした」と本作への熱い想いを語った。
このほど公開されたメイキング写真では、そんな“アイデン愛”溢れる俳優陣の多幸感たっぷりの写真のほか、劇中に皆でセッションを楽しんだS・TORAスタジオで峯田和伸・若葉竜也・間宮祥太朗・大森南朋らが田口監督を囲む、貴重な集合写真も収められている。
脚本の宮藤官九郎が「『アイデン&ティティ』から生まれた、言わば孫みたいな存在」と語る本作。23年の時を超えて受け継がれたその精神をぜひ劇場で体感してほしい。「ストリート・キングダム自分の音を鳴らせ。」は2026年3月27日よりTOHOシネマズ 日比谷ほかにて全国公開。
【作品情報】
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ストリート・キングダム自分の音を鳴らせ。
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