青春アニメ「どこよりも遠い場所にいる君へ」10月9日公開決定とたが歌う劇中歌を使用した超特報映像も公開

青春アニメ「どこよりも遠い場所にいる君へ」10月9日公開決定とたが歌う劇中歌を使用した超特報映像も公開

2月11日(水) 19:00

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阿部暁子氏の青春小説を劇場アニメ化する「どこよりも遠い場所にいる君へ」が、10月9日から公開されることが決定した。メインスタッフが発表されたほか、劇中歌「鳳仙花」をシンガーソングライターの「とた」が担当することも明らかになっており、同楽曲を使用した超特報映像が公開されている。

2025年に「カフネ」で第22回本屋大賞を受賞した阿部氏による原作は、2017年に集英社より刊行。ある秘密を抱えた少年・月ヶ瀬和希は、知り合いのいない環境を求め離島の采岐島(ときしま)高校に進学し、「神隠しの入り江」と呼ばれる禁足地で少女が倒れているのを発見する。身元不明の少女・七緒は、今が西暦何年かと問われると「1974年」であると答える。集英社のウェブ漫画サイト「となりのヤングジャンプ」ではコミカライズが連載中。

監督には「HIGH CARD」シリーズの和田純一を迎え、脚本を「ジョゼと虎と魚たち」の桑村さや香、キャラクターデザイン・総作画監督を「超かぐや姫!」のへちまが担当する。アニメーション制作は「名探偵コナン」「ハニーレモンソーダ」のトムス・エンタテインメントが担う。

「鳳仙花」が流れる超特報映像では、和希と七緒が離島で過ごす日々の情景を収録。「神隠しの入江」「ある秘密」「マレビト」「一九七四年」というキーワードも登場する。

劇中歌を担当する「とた」、スタッフ、原作者からのコメント全文は以下の通り。

【とた(劇中歌)】

劇中歌「鳳仙花」を担当させていただきました。
この楽曲は和希たちの住む采岐島の風景に想いを馳せて制作したものです。風の音、潮の香り、海の色を映した空の鮮やかさ、それを感じ取る和希の視点、その全てを曲に込めました。
制作をする中でどこよりも遠い場所にいるはずの和希が、私も同じ空気を吸っているように感じて、不思議と吸い寄せられる作品だなと思いました。
劇中歌ということで、普段の歌物とは異なる制作の仕方をしています。映像主導の音、音主導の映像、監督とのやりとりを何度も繰り返し、采岐島の風の匂いがする曲に仕上がったと思います。
私にとっても、初めて映画のスピーカーから自分の曲が流れるということで、想像するだけでわくわくしています。
映画をご覧になる方には、ぜひ「鳳仙花」にも注目してご覧いただけたらうれしいです。

【和田純一(監督)】
阿部先生の原作を読み終わった日、静かな寂しさと同時に、確かに存在する心地よいぬくもりを感じ、夜中ひとりベッドの上で涙しました。
登場人物たちはそれぞれに、癒えぬ孤独や痛みを抱えています。けれど、そんな中で誰かを強く想い、また誰かに想われる……。距離を超え、時を超え、心が誰かに向かう瞬間に生まれる「切なさと温かさ」。それを安易にテーマという言葉で括って良いのかはわかりませんが、それこそが私がフィルムに落とし込みたいと強く願っている、この作品の魅力です。
夏の浜辺の強い光、稲が香る水田の匂い、荒ぶる嵐の音、その中で揺れ動くキャラクターの感情。原作がもつ輝きを、アニメーション表現を通して皆さんの心の一番深い場所へ届けられるよう、映画「どこきみ」鋭意制作中です!

【桑村さや香(脚本)】
魅力的なキャラクターたちが織りなす、ファンタジーながらも現実的でシビアな、そして希望に満ち溢れたこの物語がどうアニメ化されるのか、初めて原作を拝読したとき一読者としてとてもワクワクしました。また、脚本家として携われるならこれ以上の喜びはないと思いました。
今いる場所から逃げ出したい、人生はつらく苦しく悲しいことばかりだ、自分の気持ちを誰にも理解してもらえない、この世界はどうしてこんなにも自分に優しくないのだろう、なんで自分はこんなにも弱いのだろう――そんなふうに感じている人、また、感じたことがあるすべての人に観てほしいです。他人の優しさに救われたことがある人、大切な人のために一生懸命になったことがある人、きれいなものを見て涙を流したことがある人にも観てほしいです。そして、夕焼け空にかかる美しい虹のようなメッセージを受け取ってほしいです。

【へちま(キャラクターデザイン・総作画監督)】
「どこよりも遠い場所にいる君へ」のキャラクターデザイン・総作画監督を務めさせていただきます。お話があった時、すぐ原作を読ませていただいたのですが、刺さりすぎて前のめりでぜひ参加させてください!とお返事したのを覚えています。
観てくださる方の心に残る作品になるように鋭意製作中です。ぜひ楽しみにお待ちください……!

【阿部暁子(原作)】
この物語を書いていたのは2017年の夏でした。「どこ君」と担当編集者に愛称をつけてもらった小説は、私にとっても少しだけ特別な作品です。あれから9年がたち、「どこ君」をアニメ映画にしていただく機会を得ました。とても光栄であると同時に、ずっと前に巣立っていった人たちが「やあ元気?」と里帰りしてきてくれたようなうれしさを感じています。
原作小説と映画は、まったく同じではありません。ただ忠実にストーリーをなぞるものにはしないでもらえたことを、私は心から喜んでいます。9年前の私では書けなかったこと、アニメだからこそできることを、美しい画と音と声で表現してもらえたことに感謝しています。
どうか、映画館で初めてこの作品に出逢う人にも、小説を愛して劇場まで足を運んでくださる人にも、映画「どこよりも遠い場所にいる君へ」を楽しんでいただけますように。

【作品情報】
どこよりも遠い場所にいる君へ

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(C)阿部暁子/集英社・『どこよりも遠い場所にいる君へ』製作委員会
映画.com

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