ポール・トーマス・アンダーソン監督、DGA賞を受賞

ポール・トーマス・アンダーソン監督

ポール・トーマス・アンダーソン監督、DGA賞を受賞

2月10日(火) 13:00

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「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」「リコリス・ピザ」で知られるポール・トーマス・アンダーソン監督が、最新作「ワン・バトル・アフター・アナザー」で第78回全米監督協会(DGA)賞の長編映画監督賞を受賞した。DGA賞はアカデミー賞の最も正確な先行指標とされており、今回の受賞でアンダーソンはアカデミー賞監督賞の最有力候補に浮上した形だ。

DGA長編映画監督賞は1948年の創設以来、アカデミー賞監督賞と食い違ったのはわずか8回で、直近5年は連続で一致している。昨年はショーン・ベイカー監督が「ANORA アノーラ」で同賞を受賞後、アカデミー賞でも監督賞と作品賞を獲得した。一昨年もクリストファー・ノーラン監督が「オッペンハイマー」でDGA賞からアカデミー賞の監督賞・作品賞へとつなげている。

アンダーソンにとっては3度目のノミネートで初の受賞となった。過去には「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」(2007)、「リコリス・ピザ」(2021)でノミネートされている。2月7日にビバリー・ヒルトンで行われた授賞式では、現在DGA会長を務めるノーランに向かって「光栄です、ノーラン会長」と語りかけ、会場の笑いを誘った。

スピーチでは、スティーブン・スピルバーグ監督の「未知との遭遇」に触れながら映画作りへの思いを語った。「僕たちがこの部屋に集まったのには理由がある。山への呼びかけのような、何か宇宙的な力だ。僕たちはみんなものを作ることが大好きで、やらずにはいられない。中毒かもしれないけれど」

一方で、アンダーソンは壇上で亡き盟友への思いも口にした。アンダーソン作品で長年にわたり助監督兼プロデューサーを務め、スピルバーグ作品にも参加していたアダム・ソムナーは、2024年に甲状腺がんで亡くなっている。「僕たちはここに立っているけれど、ひとり欠けている」と切り出したアンダーソンは、「彼はこの仕事をとても真剣に受け止めていたけれど、自分自身のことは決して深刻に考えなかった。それは素晴らしい才能だった……彼のおかげで僕たちは安心していられた」と振り返った。

今回の同部門にはライアン・クーグラー監督(「罪人たち」)、クロエ・ジャオ監督(「ハムネット」)、ギレルモ・デル・トロ監督(「フランケンシュタイン」)、ジョシュ・サフディ監督(「マーティ・シュプリーム世界をつかめ」)もノミネートされていた。

アカデミー賞授賞式を控え、DGA賞の驚異的な的中率が今年も続くのか、注目が集まりそうだ。

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ハムネット

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