佐渡島オールロケで撮影したSF映画「コスモ・コルプス」、5月2日から2週間限定上映

佐渡島オールロケで撮影したSF映画「コスモ・コルプス」、5月2日から2週間限定上映

2月10日(火) 14:00

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全編新潟県・佐渡島のオールロケで撮影したSF映画「コスモ・コルプス」がシアター・イメージフォーラムで5月2日~15日の2週間限定で上映される。

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近未来の日本を舞台とするSF映画を作ってきた長谷川億名監督が、「未来と現代、地球を離れた人類と地球に残った人類が時空を超えて出会う」というテーマを「未来篇」「未来縄文篇」「現代篇」の三篇を通して描くSF長編。本作品は、今回が劇場初公開となり、また、同期間にて長谷川監督の2014年作、KID FRESINO氏主演の「イリュミナシオン」の上映も行われる。

佐渡島は離島でありながら東京23区の約1.5倍の面積(約855㎞2)あり、「能」をはじめとする豊かな歴史文化と、ジオパークといわれる特徴的自然環境が育まれている。そのような場所からインスピレーションを受け、SF作品が構想・撮影された。主要なキャストとして佐渡島の住民も数多く参加し、ドキュメンタリーの手法で捉えられた島の生活や雄大な自然もシーンの中に映し出されており、様々な時間や場所の中で移り変わる映像美が特徴だ。

作品内の音響は濱口竜介監督の整音も担当する松野泉氏が手がけており、佐渡島で実際に聞こえる波や風といった音を扱いながら、SFの世界へと昇華させている。主題歌は、Nozomu Matsumoto + Cuusheの「Cosmo Corpus」。三篇の時代の感情的表現をつなぐ劇中音楽も担当したNozomu Matsumoto氏が音楽を、浮遊感のある音世界を生み出すシンガーソングライターのCuushe氏が歌と歌詞を、映画のために書き下ろした。

▼長谷川億名監督コメント
この映画のタイトル『コスモ・コルプス』は、「宇宙の中の一つの体」あるいは「宇宙共同体」という意味を込めて選びました。また、昨今「コーパス」はテクノロジー分野でビッグデータを表す用語としても使われており、「記憶」はこの映画の重要なテーマでもあります。

人間は、宇宙の中を回る星のように孤独な存在でありながら、同時に地球の重力、DNAのリレー、生態系、そして見えない超自然的な次元を通じて、他のものと結ばれています。

しかし、私たちが日常的にどれだけこのことを意識できているかは疑問です。
「大昔、私の祖父母の時代には、人々はテレパシーや予感のような力を日常的に使っていた。」

この言葉は、映画の舞台である佐渡島に住む男性から聞いたものです。こうした能力は全く普通のことだったために、意図的に記録されることもなく失われていきました。このお話を通じて、同じように消えていった凄い人間の力が、数多くあったのではないか?と考えるようになりました。

この映画は全編を新潟県・佐渡島で、島の方々にご協力いただき、リサーチを行いながら制作しました。私たちは大規模な環境変化や、人間の肉体的な範囲を超えて、熟考する時間も与えずに進歩する科学的発展を目の当たりにしています。一方で、佐渡島には貴重な伝統がいまだに保存されており、島という環境が外部世界との間に保つ穏やかな浸透的交流の中で、地球の原始の始まりを垣間見るかのような風景がそこに存在しています。

1万年後を舞台とした「未来篇」、日本が佐渡島だけに縮小されてしまったかのような「未来縄文篇」、そして2011年の東日本大震災を経験しなかった時間軸における2020年代の日本を舞台とした「現代篇」。それぞれの時代に生きる人々が時空を超えて互いに呼び合う姿を観察することで、遠い、異なった世界とのつながりを認識するきっかけとなるような映画になれば、と思っております。

<あらすじ>
遥か未来、人類は新たな資源を求め地球から離れた一族「離派」と、地球にとどまった一族「残派」に分かれていた。高度なテクノロジーにより宇宙空間で繁栄した「離派」に対して、地球内に残った「残派」は、残り少ない資源を使いながら刻一刻とその数を減らしている。地球を失った「離派」も、地球上で仲間を失い続けている「残派」も同様に孤独を抱える中、強いつながりを求める意識はいつしか現代の孤独に呼応する。時空を超え、生と死の境界すらも超え、「宇宙的孤独共同体」は生まれるだろうか。

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