【漫画】本エピソードを読む
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョンマンガ部」。今回は、スター発掘デジタル漫画グランプリ大賞作品『メートル』(ナンバーナイン刊)を紹介する。作者の斉所さんが、12月22日にX(旧Twitter)に本作を投稿したところ、3000件を超える「いいね」やコメントが多数寄せられた。本記事では、斉所さんにインタビューを行い、創作の裏側やこだわりについて語ってもらった。
■名作を観終わったあとにカフェで語り合う2人
ある映画を観に行った2人。映画館から出ていく人々からは「すっごい面白かったー」「うーん泣けた」など称賛の声が。そんな中、2人は無言のままカフェへ向かい、ついた途端に先ほどの映画について語り始めた。
「なんだあれ」「子供向け」など辛口コメントが飛び出したかと思いきや、“刺さるシーンが詰め込まれている”“タイミングが絶妙”と褒めちぎり「ケチのつけようがない」作品であると評価する。しかし1人は、よくできた作品を自分が愛さなくても世界中から愛されると考えたら冷めると言い始めて…。
本作を読んだ人たちからは、「共感できる」「この掛け合いが癖になりそう」「大作より隠れた名作を見つけたいと思う」「こういう人のおかげでマイナー作品も愛される」など、多くのコメントが寄せられている。
■作者・斉所さん「本作については、どっちも極端だなとご笑覧いただければ」
――『メートル』を創作したきっかけや理由があればお教えください。
売れてる漫画家と売れてない漫画家(志望)の会話劇を通して、当時の自分の中にあった拗らせた感情をコミカルに描けないかと思って、4ページの読み切りとして軽い気持ちで描きました。思いがけず多くの方に読んで頂き、読んで下さった方から第1話を小説にして頂いたり、webtoonの原作として扱って頂いたり、お陰様でとても恵まれた作品になりました。
――本作では、映画を観終わった大衆の姿と異なる表情の2人が非常に印象的でした。本作の見どころポイントについてお教えください。
色々な作品に触れていると、世間の評判と異なった感想を抱く事は誰しもあるのではないかと思います。その際に、自分は間違っているんじゃないかと否定するのではなく、なぜハマれないのか・どういう表現だったら飲み込めるのか、などを考えると面白いのではないかと思います。本作については、どっちも極端だなとご笑覧いただければと思います。
――以前のインタビューで、散歩しているときやお風呂に入っているときにストーリーが思いつきやすいとのことでしたが、比較的早くストーリーが浮かぶことが多いのでしょうか?また、難産だったお話がありましたらお教えください。
キャラクターとシチュエーションがハマったら、その後のお話は比較的早く思い付いていると感じますが、キャラとシチュがハマるまでにすごく時間がかかります。年々、色々な理由で制作する事に難しさを感じる様になっていて、現在取り掛かっている未公開の作品が1番難産です。
――作画の際に1番時間をかけているパーツやよく手直しする箇所についてお教えください。
背景や風景の作画が、いつも1番難しく感じます。
――今後挑戦してみたいジャンルやテーマがありましたらお教えください。
日常や生活の中にファンタジーが入り込んだようなお話を描いていきたいです。あと、いつか時代劇のようなお話を描きたいと思っています。
――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします!
読んで頂き有難うございます。近日中に新しい漫画をお見せできるかと思いますので、SNSなどをチェックして頂けると幸甚です。
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