2月8日(日) 5:00
株式会社オリエンタルランドは、9月末日、3月末日の年2回を割当基準日として、株主名簿に記録された所有株式数に応じた枚数の株主用パスポートを配布しています。しかし、誰でも年に2回ディズニーのパスポートがもらえるのではなく、年に2回ともパスポートを受け取るためには、2000株以上の保有が必要です。
まずは、株式会社オリエンタルランドが通常の株主優待として配布する株主用パスポートの枚数を確認してみましょう(図表1)。
図表1
筆者作成
ディズニーのパスポートを毎年もらうためには、通常の株主優待では最低500株の保有が必要です。1株の株価が約3000円と考えても150万円ほどの投資が必要になることが分かります。1デーパスポートが約1万円の価値ですので、1デーパスポート目当てに株を買うという観点で言うと、あまりお得にはならないかもしれません。
株主優待でディズニーの1デーパスポートをもらうには、500株以上の保有が必要と記載しましたが、100株の保有でも株主用パスポートがもらえることがあります。2025年は株式会社オリエンタルランド創立65周年を記念して、同年9月末の基準日に100株以上保有している株主に追加で1枚の株主用パスポートが配布されました。
今後再び特別株主優待が実施されたら、100株の保有でもディズニーの1デーパスポートを受け取れることもあるかもしれません。
株式会社オリエンタルランドの株を100株以上、3年以上継続して保有(※同一株主番号で基準日連続7回以上記載)し続けている限り、毎年1枚の株主用パスポートを通常の配布とは別にもらうことができます。
長期保有でもらえる株主用パスポートは100株以上の保有者が対象となるので、100株でも毎年無料でディズニーに行くことができるのです。
長期保有前提であれば、株価が下がっている時に100株保有しておくというのも1つの方法でしょう。
例えば、100株を30万円で保有した場合、3年以上経てば、以降は保有し続けている限り毎年1枚の1デーパスポートがもらえます。30年以上パスをもらえば元を取れている計算になるので、ディズニーが好きな人なら検討しても良いのではないでしょうか。
さらに長期保有者には、2018年(東京ディズニーリゾート35周年)と2023年(同40周年)の節目に、株主用パスポートが追加で配布されました。次回の節目である45周年(2028年)時に同様の追加配布があるかは未定のため、今後の発表を注視したいところです。
株式会社オリエンタルランドの通常の株主優待は500株保有から受けられるので、1デーパスポート目当てだけの観点で考えるなら、あまりお得にはならないかもしれません。別の資産運用で利益を出し、そのお金でディズニーの1デーパスポートを買うほうが現実的なのではないでしょうか?
しかし、株式会社オリエンタルランドの株は100株でも長期保有で優待を受けられます。東京ディズニーリゾートのアニバーサリーイヤーなどの節目に特別な株主用パスポートが配布されることもあるので、ディズニーが好きなら株の購入を検討してみても良いのではないでしょうか。
株式会社オリエンタルランド 株主優待制度
東京ディズニーリゾート パークチケット
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
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