2月8日(日) 4:30
基本的に新幹線の指定席は予約システムによって管理されており、同じ座席が二重に販売されることはほとんどありません。しかし、予約変更が集中したタイミングやシステム処理の不具合などが重なると、まれに同一座席が複数人に発券され、「ダブルブッキング」になってしまうことがあります。
利用者の操作ミスではなく、鉄道会社側のシステム上の問題によって発生するケースであるため、その座席を購入した利用者からすると「どちらも正しいきっぷを購入している」ということが起きてしまうのです。
自分の指定席に他の人が座っていた場合は、まずお互いのきっぷを確認しましょう。多くの場合は、どちらかの勘違いによるもので、すぐに解決することがほとんどです。しかし列車名や号車、座席番号が一致している場合は、お互いに「正しいきっぷ」を持っている可能性があります。
このような場合は、近くの車掌や乗務員に事情を伝え、対応を任せるようにしましょう。ダブルブッキングはまれなトラブルであり、利用者側で防ぐことが難しいケースです。乗車する前にきっぷの内容を確認して座るようにするのはもちろんですが、問題が起きた際には早めに乗務員へ相談しましょう。
両者が正しいきっぷを持っていて、その理由がシステムによるダブルブッキングであると確認された場合、空いている指定席があれば別の座席へ案内されるのが一般的です。指定席が満席の場合には、利用者のどちらかに自由席への移動や後続列車への変更が提案されることもあります。
また自由席を利用した場合、利用者に落ち度はないので、指定席料金と自由席料金の差額が返金されます。ただし、基本的には車内で返金はできないので、車掌に指定席を利用していない旨の証明書を発行してもらい、下車駅の窓口で返金の手続きをしましょう。
新幹線の指定席で起こるダブルブッキングは、とてもまれではありますが、システム上の行き違いによって発生することがあります。そのため、利用者側が事前にこのようなトラブルを防ぐことは難しいといえるでしょう。
もし自分の席に別の人が座って、どちらも正しいきっぷを持っている場合は、近くの乗務員に事情を伝えることで、状況に応じた対応をしてもらうことができます。困ったときは乗客同士で解決せず、早めに相談するようにしましょう。
JR東日本 きっぷあれこれ きっぷの払いもどし
執筆者 : 渡辺あい
ファイナンシャルプランナー2級
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