2月8日(日) 8:10
一般社団法人日本フランチャイズチェーン協会「コンビニエンスストア統計調査年間集計(2025年1月から12月)」によると、コンビニの年間平均客単価は737.9円とされています。
この数値を基に考えると、月8000円の利用額は、「8000円÷737.9円=月11回程度」に相当します。1ヶ月を4週とすると、週に2~3回程度コンビニを利用している計算になります。
この頻度は、昼食や飲み物、軽食を購入する人であれば、特別に多いとは言い切れない水準と考えられます。一方で、「ほぼ毎日利用している」というほどでもなく、日常的だが習慣化している支出ともいえる位置づけです。
つまり、月8000円という金額自体は突出して高額ではないものの、固定的に発生している点が特徴といえるでしょう。
次に、この月8000円を使わず、毎月積み立てる形で運用した場合を考えます。前提条件は以下の通りです。
・毎月の積立額:8000円
・運用期間:25年(300ヶ月)
・想定利回り:年率3%
・金融庁が公開している「つみたてシミュレーター」を使用
この条件で試算した場合、将来の資産額はおおよそ355万円になります。
単純に8000円を25年間貯めただけの場合、「8000円×12ヶ月×25年=240万円」となりますが、運用による収益分が上乗せされることで、元本より100万円以上増える計算になります。
月8000円という金額は、コンビニ利用が週に2~3回程度と仮定すると1回あたり700~800円程度であり、日々の生活の中では大きな負担に感じにくい支出です。しかし、長期間にわたって積み重ねると、支出総額は決して小さくありません。
さらに、その金額を運用に回した場合、時間を味方につけることで資産形成の差が生まれます。今回の試算では、年率3%で25年間積み立て運用した場合、元本240万円に対して、100万円以上の運用益が上乗せされる形となっています。
ただし、これはあくまで一定の利回りで運用できた場合の試算であり、実際の運用では価格変動や元本割れのリスクがある点には注意が必要です。
ここで重要なのは、「コンビニ利用=無駄」と決めつけることではありません。時間を節約できる、外出先ですぐに必要なものを買えるなど、コンビニには利便性という価値があります。
一方で、「何となく買っている支出」が多い場合には、回数を減らしたり、購入内容を見直したりするだけでも、家計や将来資産に与える影響は変わります。すべてをやめるのではなく、「意識して使う」ことが現実的な対応といえるでしょう。
月8000円のコンビニ利用は、平均客単価から見ても特別に多い水準ではないと考えられますが、固定的な支出である点には注意が必要です。この金額を25年間、年率3%で運用した場合、今回の条件では将来の資産額は約355万円と試算されます。
日々の小さな支出は、短期的には目立たなくても、長期的には大きな差につながります。生活の満足度を保ちつつ、どの支出を残し、どこを将来に回すのかを考えることが、現実的な家計管理のポイントといえるでしょう。
一般社団法人日本フランチャイズチェーン協会 コンビニエンスストア統計データ コンビニエンスストア統計調査年間集計(2025年1月から12月)
金融庁 つみたてシミュレーター
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
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投資初心者で、とりあえず「S&P500」に“月5万円投資”しています。友人は「知識がないならNISAなんてやめろ」と言いますが、やはり投資は危ないですか? メリットと注意点を確認