20代で結婚し、やさしい夫と子どもに恵まれ幸せに暮らしていた友人Aさん。しかし、Aさんの夫はバイクやプラモデルなど趣味にお金を注ぎ込み、子どもの教育資金などは顧みません。Aさんは不満を持っていたのですが、そんな夫がまたまた突拍子もないことを言いだします。あまりのお気楽さにあきれたAさんは、夫にとって究極の選択を迫るのです。絶句する夫……そして出した結論は。
「子どもも大事だが趣味も大事」な夫
37歳の友人Aさんには、1つ年上の夫と小学2年生・1年生の息子がいます。Aさんは20代のときに会社員の夫と結婚し、その後男の子を2人出産しました。Aさんの夫は、口数は少ないけれど思いやりがあり、気づかいができる人だそう。やさしい夫と子どもに恵まれ、順調な結婚生活を歩んでいたAさん。しかし、近年は夫のお金の使い方に悩むようになりました。
夫は、車・バイク・プラモデルなどが好きで、趣味にお金をかけるのだとか。一方で、子どものための費用は出し惜しみします。Aさんは「私も働いているけど、稼いだお金は子どもたちの教育費や習い事、食費で消えていくんだよね。私は全然自分にお金を使えてないのに!」と不満を漏らしていました。
夫には
「もう独身時代とは違うのだから、趣味じゃなくて子どもを優先してお金を使ってほしい」
と、何度か伝えたそう。しかし、夫は
「子どもは大事だけど、車もバイクもプラモデルも大事なんだ」
と言い、お金を惜しまず使ってしまうとのことでした。
「犬を飼いたい」という夫に妻が提案した2択
そんなある日、Aさんの夫は突然「犬を飼いたい」と言い始めたそうです。「急にどうしたの? なんで飼いたいの?」とAさんが聞くと、「偶然立ち寄ったペットショップにかわいい犬がいたんだ。犬を飼うのは長年の夢なんだ」とのこと。
「車・バイク・プラモデルの次は犬か……」
と、夫の自由な発言にAさんはあきれます。夫に「子どものためにはお金を出さないのに、犬には出すの? これから子どもたちにもっとお金がかかるんだから、子どものことをもっと考えてよ!」と、犬を飼うことを反対したそう。しかし、夫は諦めきれないようで「子どもたちも小学生になったし、一緒にお世話できると思ったんだよ!」と言い返すのです。
Aさんは、犬を飼うこと自体を反対しているのではありません。むしろ、子どもたちも犬が好きなので、Aさんも将来犬を飼ってみたいと思っていました。ただ、このままでは、家計がもっと苦しくなるのではないかと懸念していたのです。
そこで、夫に
「犬を選ぶのか、車・バイク・プラモデルを選ぶのか、どちらかにして! 犬を飼うなら、せめてバイクとプラモデルは全部手放して。それと、もちろん子どものための貯金もして」
と、無理を承知で提案したそうです。すると、Aの夫は「えっ! 全部?」と言ったまま絶句。しばらくぼうぜんとしていました。
真剣に悩み抜く夫…そして出された結論は!?
夫にとっては究極の選択かもしれませんが、Aさんはさすがに「バイクなどは手放さないだろう」と踏んでいたようです。ところが、予想外にも夫は真剣に悩んでいる様子。そして数日後、
出した結論は「犬」
でした。悩み抜いた末に大切にしていたバイクと多くのプラモデルを売り、犬を飼うための資金にしました。
そして、今まで趣味のために使っていたお金を、子どもの教育費に充てるため、教育資金の積立貯金口座も開設したのです。Aさんは夫のことを見直し「夫がそこまでやるなら」と犬を飼うことに同意。しばらく後に、かわいい子犬を迎え入れました。結局、趣味三昧の夫を変えてくれたのは犬でしたが、今ではAさんも子どもたちも愛犬に癒やされながら、楽しい日々を過ごしているとのことです。
まとめ
独身のころは、趣味でも何でも自由にお金を使えたかもしれません。しかし、結婚して子どももいるとなると話は別。夫婦で協力して家計をやりくりをしなければならないのに、夫だけが自由にお金を使っていたら、妻は不満を持ってしまうでしょう。Aさんは不満に思っていることを夫に正直に話し、犬を飼うためにしてほしいことを提案していました。
このエピソードから、妻の気持ちに気付けない夫は多いかもしれませんが、Aさんのように「究極の選択」を迫ることで、夫に問題の深刻さを認識させることができたのは大きな学びです。日ごろから気持ちを伝え合える夫婦関係が大切だと改めて感じました。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:佐田 美波/30代女性。同い年の夫・2018年生まれのひょうきん者の息子と、2021年生まれの娘と暮らすパート主婦。忙しい中にも家族の時間を大切にしたいと思いながら暮らしている。
イラスト/sawawa
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年12月)
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