中川家が50代あるある連発! 3万人が詠んだ「フレイル川柳」から学ぶ、アラフィフからの健康生活

50歳からのフレイル川柳」受賞作品発表会/ツムラ「50 歳からのフレイル川柳」受賞作品発表会

中川家が50代あるある連発! 3万人が詠んだ「フレイル川柳」から学ぶ、アラフィフからの健康生活

2月6日(金) 12:00

50歳からのフレイル川柳」受賞作品発表会
【画像】「怖いくらい性格が出てる!!」と話題!中川家・兄が披露した直筆文字に注目

「ちょっと座ったら、もう根が生えたように動けない…」「昔はもっとテキパキ動けたはずなのに、なぜかやる気がわかない」。アラフィフにさしかかった今日この頃、頻繁にそんなことを感じます。実はこの、「加齢によって体力・気力が低下した状態」のことを「フレイル」と呼ぶそうなんです。
今回は、そんなフレイルの「あるある」を川柳で詠む企画、株式会社ツムラ主催の「50歳からのフレイル川柳」受賞作品発表会にお邪魔してきました。会場には中川家のお二人や浮世川柳家のお鶴さんも登場。笑いながら共感して、ちょっとホッとする、賑やかなイベントの様子をレポートします。

■「老いの坂道」は50代から急降下!? 早めに意識しておきたい「フレイル対策」
「フレイル」とは?

「フレイル」という言葉、聞いたことはあっても具体的によくわからない…という方も多いはず。ステージに登壇した医師であり、フレイルの専門家である東京大学の飯島勝矢先生は、これを「老いの坂道」というわかりやすい言葉で教えてくれました。

人間誰しも、年齢とともに体力や気力の坂道を下っていくのは自然なこと。でも怖いのは、なだらかだった坂道がある時点から「ガクッ!」と急降下することですよね。
この「健康」と「要介護」の中間にあるグレーゾーンこそが「フレイル」。先生いわく、この坂道の角度が急になり始めるのは、なんと50歳ごろからなんだそう! しかも、ただ足腰が弱るだけでなく、「出かけるのが億劫」「誰とも会いたくない」といった心や社会性の低下も含まれ、これらが負の連鎖となって転がり落ちてしまうのだそうです。
筋肉の衰えを指す「サルコペニア」


ここで重要なキーワードとなるのが、筋肉の衰えを指す「サルコペニア」だと先生は語ります。
家でゴロゴロするような不活発な生活をしていると、筋肉が減少していくのだそう。
元気な高齢者が2週間寝たきりで過ごすだけで、「5〜7年かけてゆっくり失うはずの筋肉」があっという間に失われてしまう可能性もあるのだとか。痛みがないからこそ気づかない、これがサルコペニアの本当の怖さ、と先生は語ります。

さらに、筋肉の減少はドミノ倒しのように全身の不調を招く一因になるとも言われています。
認知機能や血糖値への悪影響はもちろん、私たち世代が密かに悩む「尿漏れ」や、食事中の「ムセ(飲み込みにくさ)」も筋肉不筋肉不足が関係している可能性もあるのだそう。
また、筋肉は水分を蓄えるタンクの役割も果たすため、ここが衰えると熱中症や脱水のリスクも高まると先生は指摘しています。
フレイル予防のための「3つの柱」


そこで意識したいのが、フレイル予防のための「3つの柱」と先生は語ります。
「栄養(食事・口腔機能)」「身体活動(運動・家事など)」「社会参加(人とのつながり・お喋り)」です。特別なトレーニングをしなくても、家事をしたり、友達とランチでお喋りしたり。この3つを意識しながら生活の軸に置くことが、気力と体力を守る一番の近道と言えそう。
日々の楽しみを大切にすることが、結果として自分を守ることにつながるということなんですね。

■応募総数3万1937件!ユーモアたっぷりの川柳で気づく、体の曲がり角
「50歳からのフレイルアクション」プロジェクト

老いの坂道を急激に転げ落ちないためにも、病気になる手前の「フレイル」の段階で気づいてケアすることが大切。そこで、「人生の折り返し地点、50代から本気で対策していこう!」と、株式会社ツムラが2025年1月からスタートさせたのが「50歳からのフレイルアクション」プロジェクトです。

今回の川柳キャンペーンもそのひとつ。体の変化や不調をユーモアたっぷりの「5・7・5」にして、フレイルを自分ごととして考えていこうという企画なんです。昨年秋に「50歳からのフレイル川柳」を募集したところ、なんと応募総数は3万1937件! 50代のリアルな叫びや、そのご家族が見た愛すべき日常など、フレイルの兆候をユーモアたっぷりに詠んだ力作が勢揃いしました。その受賞作品をご紹介します。
フレイル川柳「グランプリ」と「準グランプリ」

【グランプリ】観光に 来たはずなのに カフェはしご (埼玉県 50 代 たけちん)

<審査員を代表した株式会社ツムラ 北村誠さんのコメント>
「観光は心や体への刺激になりますし、お友達と行くことで社会活動にもなります。でも、名所を巡ることよりも『休憩場所』が気になり始めたら…それはフレイルの入り口かもしれません。旅先で自分の足で歩き、語らい、食事を楽しむ。そんな当たり前の幸せを、一生続けていってほしい。この句からは、そんな早期の気づきと対策への温かくも切実な願いを感じて、グランプリに選ばせていただきました」

【準グランプリ】推し活で 自律神経 チューニング (福岡県 40 代 あやいちろ)

<審査員を代表した浮世川柳家 お鶴さんのコメント>
「今は広く使われるようになった『推し活』というちょっと興味をそそる言葉を持ってきたことで、掴みはバッチリですね。症状への不安や心配を詠んだものも多いなか、私はこの句を見た時に『かっこいいな』と思いました」
フレイル川柳「中川家 ザ・ラジオ賞」

【中川家 ザ・ラジオ賞】覚えてる 五分前より 五年前 (愛知県 40 代 さごじょう)

<審査員・中川家 剛さん>
「僕らもラジオでよく昔話をしますけど、昨日のことは忘れちゃってるんで、結局昔の話ばっかりになるんですよ。新鮮な話が全然ない(笑)。『昔のことの方が記憶に残ってる』っていう感覚がまさに一緒だなと思って選びました」

<審査員・中川家 礼二さん>
「同級生と会うと、昔話はポンポン出てくるのに、『昨日の昼ごはんなに食べた?』って聞かれるとなかなか思い出せない。昔のことは鮮明で、喋れば喋るほど記憶が蘇るのに、最近のことは全然…。これはかなり共感を得る一句やと思いますね」
フレイル川柳「審査員賞」

【審査員賞】柿を見て 梨と言ってる なんでだろ (茨城県 60 代 御伽草子)

<審査員・浮世川柳家 お鶴さん>
「作者の方も、ちゃんと『柿』だってわかってるんですよね。でも口先では『あーこの梨おいしそう』って違う言葉が出ちゃう。皆さん、心当たりありませんか? 日常生活で大きく困るわけじゃないけれど、『あれっ?』と思うことが少しずつ増えてくる。フレイルの症状を、この『柿と梨』だけで全て網羅しているのがすごい。うまい川柳ですね」

【審査員賞】ゴリラ顔 違うのこれは 舌回し(千葉県 50 代 あきのそら)

<審査員・飯島勝矢先生>
「これ、とっても大好きなんです。子どもの頃、やりませんでした? ゴリラ顔(笑)。 でもこれは、お口の機能低下(オーラルフレイル)を防ぐための、立派な『口腔体操』なんです。舌をぐるりと回す動きはとても大切。この『ゴリラ顔』を日常に取り入れて、いつまでも美味しく食事ができるようにお口の機能を維持してほしいですね」

■中川家・剛さんの「切実すぎる一句」に会場共感!
中川家のお二人と飯島勝矢先生

トークセッションでは、50代当事者である中川家のお二人と飯島勝矢先生が登場。「頻繁にため息をついている」「冬は寒いから、夏は暑いからと理由をつけてカフェに入る」など、ご自身のフレイルエピソードを披露し、会場を沸かせました。そんな中、剛さんが披露した自作の川柳がこちら。
「仕事して何もないけどはよ帰る」

「仕事して何もないけどはよ帰る」

剛さんいわく、「仕事の後の打ち上げに出る体力がなくて最近はすぐ帰ってしまう。家に帰って特別なことがあるわけじゃないけど、とにかく早く帰って素の自分に戻って落ち着きたいんです」とのこと。隣で聞いていた礼二さんも「まさしく二人ともこれなんで(笑)」と同意。この「億劫がる気持ち」や「気力の低下」こそが、フレイルの入り口だったとは…。お二人と一緒に私もハッとさせられました。

***

「あ、これ私のことだ」と笑って認めることが、フレイル対策の第一歩。人生の折り返し地点、まだまだ先は長いです。「老いの坂道」を転げ落ちないように、クスッと笑える川柳を読んで、肩の力を抜きつつ自分の体と向き合っていきたいですね!

取材・文=宇都宮薫


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