2児の母の萩原さとこさんが第2子妊娠中の27歳で、不整脈を発症したときの体験を描いたマンガ。
萩原さとこさんは、第2子妊娠中の食事中に脈の違和感を覚えました。出産後もこの違和感は続き、寝かしつけの後の激しい動悸を境に頻繁に動悸が起こるように。1カ月健診で循環器内科の受診を勧められたものの、さとこさんは育児の忙しさから受診を見送ってしまいます。
その後、風邪のせきが悪化し、授乳中に脈拍が220〜230回/分に達するほどの激しい頻脈になり救急車を呼びます。病院へ向かう途中に再び頻脈に見舞われ、病院到着後も発作が起こりましたが、点滴でようやく落ち着きました。検査の結果、せきと発熱は新型コロナウイルス感染によるもので、頻脈の原因は「発作性上室性頻拍(ほっさせいじょうしつせいひんぱく/規則正しく速い脈を打つ不整脈)」と判明。さとこさんは、医師からの薬の説明で「もし、しんどくなったら」という言葉が引っかかったものの、聞き流してしまいます。
薬を飲み忘れず、頻脈発作もなく日常生活を送っていたさとこさんでしたが、循環器内科の受診を控えたある日、突然、血の気が引くような感覚に襲われ、気分が悪くなってしまいます。この症状は繰り返し起こり、寝ているときには震えまで感じるほどでした。
受診日当日、初めて不整脈の主治医に対面。採血や心電図、心臓超音波検査(心エコー)では異常もなく、発作性上室性頻拍の発作は命に関わるものではないと言われ、さとこさんはひと安心します。
今は薬で発作を抑えられていること、授乳中であることを考慮して、手術はしないことになりましたが、さとこさんは不安な気持ちでいっぱいです。そして、先日から気になっていた血の気が引くような症状についても尋ね、薬の量を減らすことになりました。
手術・入院ってなったらきついかも…





※カテーテルアブレーションとは、不整脈の原因となる電気回路を、焼灼や冷凍で取り除く治療のこと。











こんにちは、萩原さとこです。
病院から帰宅後、大急ぎで授乳をしました。授乳間隔が4時間ぐらい空いただけで胸が張ってこんなにつらいなんて……。これでは、手術や入院は現実的ではないのかもしれません。
母からは不整脈を抱えての外出なので、日曜日に控えている友人の結婚式の心配をされました。でも、発作が半月ほど出ていないし、結婚式直前にキャンセルするのも申し訳なくて……。何よりも、行きたい気持ちが勝ったので、予定通りに出席することにしました。とっても楽しみです。
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闘病中や持病があると、どうしてもできることに制限がかかってしまうことがありますよね。それでも、無理のない範囲で、できるだけ楽しく日々を過ごしたいものです。もし心配なことや不安があるときは、必ず医師に相談して指示を仰ぎましょう。
病気と向き合う生活の中では、つい「できないこと」に目が向きがちです。しかし、さとこさんが「行きたい」という自分の気持ちを大切にしたように、医師の診断や頓服薬などの備えを味方につけて、前向きに日常を楽しむ心を持つことも、病気と付き合う上での大切な知恵ですね。
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※このお話は体験談をもとに作成していますが、個人が特定されないように多少の脚色を交えています。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
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監修者:医師 医療法人ONEきくち総合診療クリニック理事長・院長 菊池大和先生 地域密着の総合診療かかりつけ医として、内科から整形外科、アレルギー科や心療内科など、ほぼすべての診療科目を扱っている。日本の医療体制や課題についての書籍出版もしており、地上波メディアにも出演中。
著者:マンガ家・イラストレーター 萩原さとこ 2人の子育てに奮闘中! 自身の病気体験をもとにブログやInstagramでレポマンガの投稿を開始。現在はフォロワーや知人の病気体験談をマンガにしている。読者が楽しめるマンガ作りを心がけている。
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