2月3日(火) 22:40
投資信託の取扱金融機関は、図表1のとおりです。投資信託は証券会社をはじめ、銀行や郵便局など身近な金融機関でも購入できます。
図表1
一般社団法人投資信託協会「門家に学ぶ 投資信託実践編 第2回 どこで、どのような方法で買うか」(※1)より筆者作成
以下で、銀行と証券会社に絞ってそれぞれの違いを見てみましょう。
銀行・証券会社共に投資信を取り扱っていますが、投資信託を買う立場でメリットとデメリットを比較します。
・現在取引中の銀行支店で購入できる
・新たに口座開設の手続きが不要
・顔なじみの行員がいれば気軽に相談しやすい
・投資信託の推奨銘柄がある程度絞られているので決めやすい
・取り扱っている投資信託の銘柄数が少ない
・投資対象が投資信託や一部債券(個人向け国債)に限られており、NISA成長枠投資を使っての株式投資はできない
・投資信託の専門知識が豊富な窓口担当は店舗ごとに限られており、証券会社と比較して少ない
・投資信託の取扱銘柄数が多い
・NISA成長枠投資で運用する株式の購入ができる
・投資運用に関しての個別銘柄情報や経済動向を含む市場情報が適時提供される
・ネット証券や店舗口座のネット取引を使用することによって、購入時手数料や運用手数料を減らすことができる場合がある
・証券会社の口座がない場合は、新たに口座設定をする必要がある
・証券会社支店の所在が都市部中心のため、ネット証券やネット取引をするためのITスキルが必要となる
始めて投資信託を買う場合は少し不安になるものです。初心者が投資信託を買う場合は、以下のような点も考慮して金融機関を選ぶのはいかがでしょうか。
・現在口座のある銀行・郵便局・信用金庫支店
投資信託の取り扱いをしているかを、最初に確認する必要があります。
そのうえで、投資信託について専門的な知識を持った担当者が、口座のある金融機関支店に在籍しているかが大事なポイントです。特に、購入時や購入後の値動きなどについて、気軽に相談できる担当者がいるかどうかは、安心して運用を続けるうえでも重要な要素となります。
・証券会社に新たに口座を開設する場合
対面相談を希望する場合は、店舗を訪問して窓口担当と話をして納得のうえ、口座を開設するということが大事です。最近の金融機関では投資相談が完全予約となっている場合が多く、事前に質問事項などを準備して訪問するのがよいでしょう。
定期預金以外で資産運用を始めたい初心者にとっては、国債や投資信託の購入が第一歩として適しています。これらは銀行でも取り扱っており、初めての方でも比較的始めやすい商品です。
投資信託保有のための口座開設は、“将来の金融資産の運用方針とNISA口座の活用”も含めて考えるのがよいでしょう。
(※1)一般社団法人投資信託協会 専門家に学ぶ 投資信託実践編 第2回 どこで、どのような方法で買うか
日本証券業協会 NISA口座の開設・利用状況(2025年6月末時点)
執筆者 : 植田英三郎
ファイナンシャルプランナーCFP
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