2月4日(水) 4:30
日本の記念硬貨には、金貨・銀貨・白銅貨などさまざまな素材のものがあります。なかでも、額面の高い金貨が注目を集めやすく人気もあります。
また、銀貨もコレクターから根強い人気があります。1000円銀貨は単体で発行されることもありますが、多くは金貨銀貨セットもしくは金貨銀貨白銅貨セットでの発行となっています。主に、日本の国家的行事、スポーツの祭典やイベントなどを記念したタイミングで販売されています。
独立行政法人造幣局のホームページ 「新幹線鉄道開業50周年記念貨幣(千円銀貨幣)」によると、同銀貨は平成26年10月に発行されました。表面には富士山をバックにして満開の桜の中、夢の超特急「0系」が走る姿を描き、裏面には丸い鼻をした独特の正面の顔が描かれています。また、最先端の技術加工を施した「虹色発色仕上げ」が特徴的です。
独立行政法人造幣局によると、「新幹線鉄道開業50周年記念貨幣(千円銀貨幣)」の販売価格は、発売当時8300円でした。
しかし、2025年11月のネットオークションにて、「PCGS 最高鑑定 70点満点 新幹線鉄道開業50周年記念 千円銀貨幣プルーフ貨幣セット 31.1g NFC ダブル認証 世界唯一」と題された銀貨が、税込み4万100円で落札されています。実に、額面価格の40倍以上、販売価格の5倍近い値段が付いたことになります。
「1000円記念貨幣」は「新幹線鉄道開業50周年記念貨幣」を含めて23種類あり、以下の図表1に、代表的な「1000円記念貨幣」と2026年1月23日時点の買い取り価格をまとめました。
図表1
| 貨幣名 |
買い取り価格
(2026年1月29日) |
発売時期 | 発行枚数 |
|---|---|---|---|
| 東京オリンピック記念1000円銀貨幣 | 8254円 | 1964年 | 1500万枚 |
| 東日本大震災復興事業記念貨幣1000円銀貨 | 1万800円 | 2015年 | 6万枚 |
| 東京2020オリンピック競技大会記念千円銀貨幣 | 1万800円 | 2016年 | 5万枚 |
| ラグビーワールドカップ2019™日本大会記念千円銀貨幣 | 1万800円 | 2019年 | 5万枚 |
| 2025年日本国際博覧会記念貨幣 | 1万800円 | 2023年 | 15万枚 |
参考資料を基に筆者作成
上記のように、何かを記念して発行される「1000円記念貨幣」ですが、お得に使うにはどのようにすればよいのでしょうか。「1000円記念貨幣」には額面以上の価値がでる場合があり、その際は、額面以上の値段で換金できます。
換金方法には、オークションやフリマなどで売却する方法と、買取店に依頼する方法があります。現在、価値のある主な「1000円記念貨幣」は、上記にまとめたものでおおよそ「1万円」前後での買取が見受けられます。
「1000円記念貨幣」について解説しました。額面よりも価値があるものもあり、コレクションとして持っておくのもよいかもしれません。なかでも、地域に関連する貨幣やスポーツに関する貨幣が人気のようです。
デザイン性、希少性、歴史的な背景によりさまざまな「1000円記念貨幣」があるのでお気に入りの貨幣が見つかるかもしれません。
独立行政法人造幣局 新幹線鉄道開業50周年記念貨幣(千円銀貨幣)
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
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