2月3日(火) 4:40
ホテルの冷蔵庫の中身には、全国共通のルールがあるわけではありません。無料サービスとしてミネラルウォーターを提供しているホテルもあれば、ミニバーとして有料飲料を設置しているホテルもあります。
近年はビジネスホテルでも無料の水を置くケースが増えていますが、ホテルによっては、水であっても有料ということは珍しくありません。そのため「水だから無料だろう」と思い込むのは注意が必要です。
無料の水が提供されている場合、客室内のデスクや棚の上に置かれていることが多く見られます。また、あらかじめ冷蔵庫に入れてあるだけということもあり得ます。
こういった場合、デスク上に「ミネラルウォーターは無料です」と紙が置いてあったり、ホテルの案内冊子に無料と明記されていることもあります。
一方で、水が有料の場合は比較的分かりやすいサインがあります。まず、客室内にミニバーの価格表が置かれているケースです。水やお茶であっても1本あたり300円〜500円程度の料金が設定されていることがあります。
また「冷蔵庫内の飲料は有料です」といった記載がデスクや冷蔵庫上にある場合は、水であっても有料の場合が多いです。旅館などでは、飲み物を動かすと購入したとみなされる機能がある冷蔵庫があります。
最近では、商品を動かしただけで自動的に課金されるセンサー式ミニバーを導入しているホテルもあり、知らずに触れると請求対象になることもあります。
冷蔵庫に水が入っていると、「前の宿泊者の忘れ物ではないか」と感じる人もいるかもしれません。しかし通常、客室清掃の際には冷蔵庫内も確認されるため、未開封の飲料が残る可能性は考えられません。ですが、仮に不自然な状態で飲み物が置かれている場合は、自己判断で飲まず、フロントに確認するのが安心です。
客室内に置いてある水が無料か有料か判断できない場合は、まず案内冊子や冷蔵庫周辺の注意書きを確認しましょう。それでも分からなければ、フロントに確認するのが最も確実です。
「この水は無料ですか」とたずねることに遠慮する必要はありません。確認せずに飲んでしまい、チェックアウト時に請求されてから対応するよりも、事前に確認したほうがトラブルを防げるからです。出張や家族旅行などで宿泊費を管理している場合、数百円でも想定外の出費になることがあるため、不確実なことはフロントに確認するのが良いでしょう。
ホテルの冷蔵庫に入っている水のペットボトルは、無料サービスの場合もあれば、有料のミニバー扱いの場合もあります。前の宿泊者の忘れ物である可能性は低いものの、判断に迷うケースは少なくありません。
案内表示を確認し、迷ったらフロントに確認する。この一手間が、不要な出費やトラブルを防ぐことにつながります。
執筆者 : 宇野源一
AFP
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