妊娠5カ月目になると、そろそろ胎動を感じる時期だと聞いていたのに、私にはまだ何の変化もありませんでした。そのことが気になって、胸の奥に小さな不安が残ったまま、ある晩、夫に話してみることにしました――。
心が追いつかない日々
おなかもだんだん目立つようになってきた、妊娠5カ月のころの出来事です。まだ胎動を感じられず、どこか気持ちが落ち着かない日が続いていました。周りの妊婦さんが「もうすぐ、ぽこぽこ動くのがわかるよ」と笑顔で話しているのを聞くたびに、私は取り残されたような気持ちになっていました。
夫に打ち明けた夜
その日も胎動を感じられず、不安な気持ちのまま、夫に
「まだ、胎動を感じないの」
と話しました。すると夫から、
「ただ太って、感じにくくなってるだけじゃない?」
と言われました。そのひと言に胸がつかえました。驚きと悲しさが入り混じって、何も言い返せませんでした。
すれ違いの中で思ったこと
夫の言葉を聞いたとき、思わず黙ってしまいました。どう返せばいいのかわからず、気まずい空気だけが流れていました。胸のあたりが少し重く感じたのを覚えています。
まとめ
あの夜、夫に求めていたのは医学的な正しさではなく、ただ「不安だね」と寄り添ってもらうことでした。心配してもらえなかった寂しさを通して、相手の気持ちを想像し、思いやることの難しさと大切さを改めて感じました。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
著者:小林あやち/20代女性・パート
イラスト/ゆる山まげよ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年12月)
監修者:医師 女性医療クリニック院長 沢岻美奈子先生 乳がん検診を含め、女性特有の検診をワンストップでできる神戸の婦人科クリニック「沢岻美奈子女性クリニック」院長。市検診や企業検診含め、年間約3000件の検診をおこなっている。乳がんサバイバーも多い更年期世代の患者さんとのやりとりを通じて日常の診察で感じ考えることや、女性のヘルスケア専門医目線での医療情報をInstagramに毎週投稿し、podcastでも「女性と更年期の話」で発信している。
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