近年、赤ちゃんの名付けでは、男女の性差を感じさせない名前「ジェンダーレスネーム」が注目されています。今回は、12月生まれの赤ちゃん7,062名の名前をもとに、実際に男女どちらにも名付けられていた人気の「ジェンダーレスネーム」よみランキングを紹介します。
今、親御さんたちに選ばれている“トレンドの名前”は……!?
1位つむぎ
2025年12月のジェンダーレスネーム首位は「つむぎ」。特に女の子に多く名付けられている名前です。2025年の年間よみランキングでは、女の子3位と人気のよみです。
女の子では「紬」・「紬希」・「紬葵」など、男の子では「紬生」といった名前が見られました。「紬」は糸を紡いで織り上げる伝統的な織物を指す漢字で、時間をかけて丁寧に積み重ねていくイメージがあります。
一年の締めくくりである12月は、「これまでの歩みを大切にしながら、未来へつないでほしい」という想いが込めやすい時期。古風で温かみのある「つむぎ」というよみは、年末生まれのお子さんの名付けで多く用いられていました。
2位ひなた
2位にランクインしたのは「ひなた」。男の子にやや多い名前です。
女の子では「陽葵」・「陽咲」・「ひなた」、男の子では「陽向」・「陽大」・「陽奏」などが名付けられていました。「陽」は太陽や明るさを象徴する漢字です。
冬は日照時間が短く、太陽の存在がよりありがたく感じられる季節。12月だからこそ、「陽」を使った明るく前向きな名前が選ばれやすくなったと考えられます。
3位せな
3位は「せな」。男の子に多く名付けられている名前で、12月の男の子よみランキングでは11月から14ランクアップし、4位にランクインしました。
女の子では「聖奈」・「惺那」・「成菜」、男の子では「星凪」・「世梛」・「晴凪」などが見られます。「星」は夜空に輝く存在を表す漢字で、暗い中でも進む先を照らす希望や導きを象徴します。冬は空気が澄み、星がいっそう美しく見える季節。「自分らしく輝きながら、周囲をやさしく照らす存在に育ってほしい」という願いが込められているのかもしれません。
4位すい
4位にランクインしたのは「すい」。女の子に多いジェンダーレスネームです。
女の子では「翠」・「澄依」・「翠衣」、男の子では「翠」・「彗」などが見られました。「翠」は深みのある緑色を表す漢字で、自然の美しさや落ち着きを感じさせます。空気が澄み、景色がくっきりと見える12月は、「澄」・「翠」といった透明感があり、品のある名前が人気です。
5位りと
5位は「りと」。男の子に多く名付けられている名前です。
女の子では「莉叶」・「莉冬」、男の子では「凛斗」・「凛人」・「凛叶」・「璃翔」などが用いられています。特に男の子に多く用いられていた「凛」は、厳しい寒さを表す漢字で、冬のイメージと強く結びつく字。静けさの中に芯の強さを感じさせる点が支持された理由といえそうです。
6位あおい※同率
6位にランクインしたのは「あおい」。男の子にやや多い傾向が見られ、2025年の年間ランキングでは、男の子17位、女の子13位と男女どちらにも高い人気を誇っています。
女の子では「葵」・「蒼依」・「碧唯」、男の子では「葵」・「碧」・「蒼」などが名付けられていました。「葵」は古くから親しまれてきた植物の名前で、和の趣と品のある印象を持つ漢字です。「あおい=青」というイメージから、爽やかさを感じさせます。
6位あお※同率
同率6位は「あお」。男の子に多い名前です。
女の子では「碧」・「碧央」、男の子では「碧」・「蒼大」・「蒼空」・「蒼」などが見られます。青空や大きな自然を思わせる名前で、広がりや誠実さを感じさせる点が特徴です。
冬ならではの澄んだ景色が印象的な12月は、「あお」の持つ清々しさが際立つ季節。自然と結びついたジェンダーレスネームとして人気を集めました。
8位みつき
8位は「みつき」。女の子に多く名付けられており、女の子のよみランキングでは11月から36位もランクアップし、12月は17位にランクインしました。
女の子では「美月」・「光希」・「充希」、男の子では「光希」・「弥月」・「充輝」などが見られます。12月は空気が澄み渡り、月や星が美しく見える季節。「月」をイメージさせる名前が、例年秋から冬にかけて男女問わず選ばれやすい傾向にあります。
9位なぎ
9位は「なぎ」。男の子にやや多いジェンダーレスネームです。
女の子では「凪」、男の子では「凪」・「梛」・「凪稀」などが使われています。
「凪」は風が止み、海が穏やかになる様子を表す漢字で、落ち着きや安定感を感じさせる字。「周囲に流されることなく、心穏やかに自分の歩幅で進んでほしい」という願いが込められているのかもしれません。
10位りく
10位にランクインしたのは「りく」。男の子に多い名前です。
女の子では「璃空」・「梨空」、男の子では「凌久」・「凛空」・「稜久」・「陸」などが見られました。「陸」は大地を表す漢字で、安定感やたくましさを感じさせます。安心感のある響きの「りく」は、ジェンダーレスネームとして安定した人気を保っています。
▼2025年12月のジェンダーレスネームは、「つむぎ」・「せな」・「すい」など、自然や静けさ、内面の強さを感じさせる名前が上位に並びました。冬の澄んだ空気や一年の締めくくりという時期性も影響し、性別にとらわれず、穏やかさの中に芯の強さや未来への願いを込められる名前が選ばれる傾向がうかがえます。12月生まれならではの情景や想いを映し出す、今どきの名付けトレンドが浮き彫りとなる結果でした。
photo:@ruu__tangramさん(べビカレメイト)
<調査概要>
調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方
調査期間:2025年12月1日(月)〜2025年12月25日(木)
回答件数:7,062件(男の子:3,560件/女の子:3,502件)
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