1月31日(土) 23:30
電気代は、消費電力に使用時間をかけて電力量を出し、そこに電気料金単価を掛けるのが基本です。単価は契約や地域で変わりますが、家電の試算でよく使われる目安として、1キロワット時あたり31円という考え方があります。
この31円を使うと、たとえば1キロワット時を使えば31円、2キロワット時なら62円という計算です。まずはこのものさしで比較すると、差がつかみやすくなります。
こたつのヒーターは機種によって300ワットや600ワットなど幅があります。定格は大きく見えますが、実際はサーモスタットでオンオフし、ずっと最大出力で動き続けるわけではありません。そこで、現実的な平均として200ワット程度で動く前提を置きます。
電気毛布は機種と設定で変わりますが、ここでは50ワット程度で連続使用したと仮定します。すると合計は250ワットです。8時間使うと、250ワット×8時間=2000ワット時で、2キロワット時になります。電気代は2×31円で約62円です。
もちろん、こたつを強にしてオン時間が増えると上がりますし、電気毛布を高温で使うと増えます。それでも、体の近くを温める器具は、電力量が小さくなりやすいのが特徴です。
エアコンの消費電力は、部屋の広さ、断熱、外気温、設定温度で大きく変わります。暖房は外気温との差が大きいほど電気代が上がりやすいことも知られています。
ここでは中間的な前提として、運転が落ち着いた後の平均消費電力を700ワットと置きます。8時間使うと、700ワット×8時間=5.6キロワット時です。電気代は5.6×31円で約174円になります。
この前提で比較すると、エアコン約174円に対して、こたつと電気毛布が約62円なので、差は約112円です。1日8時間を30日続けると、約3360円の差になります。寒波でエアコンの平均消費電力がもっと上がると差は広がり、逆に断熱が良く設定温度が低めなら差は縮みます。
目安単価31円で試算すると、8時間あたりの電気代は、こたつと電気毛布が約62円、エアコン暖房が約174円となり、差は約112円になりました。月に直すと約3000円台の節約が見込めます。
とはいえ、部屋が冷え切ると体調や結露の面でデメリットも出やすいので、日中はエアコンを短時間使い、夜はこたつと電気毛布で局所暖房に寄せるなど、使い分けをすると節約と快適さを両立しやすくなります。
東京ガスエアコン電気代を賢く抑える方法を紹介
メトロ電気工業カタログ・取扱説明書
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
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