1月29日(木) 20:10
スターバックスは「サードプレイス(家でも職場でもない第三の居場所)」をコンセプトに掲げています。この考え方には、読書や勉強、仕事といった個人の時間を過ごすことも含まれています。実際、多くの店舗でWi-Fiや電源席が用意されており、一定時間の滞在を想定した設計になっています。
そのため、ドリンクを注文した上で勉強する行為自体が、直ちに迷惑と判断されることは少ないでしょう。ただし、これは「常に歓迎される」という意味ではありません。店舗の混雑状況や立地によって、求められる使い方は変わる点を理解しておく必要があります。
株式会社YAYが行った都心在住、地方在住の人を対象に行った「カフェ利用」に関する実態調査によると、カフェを利用する目的として仕事や勉強などの作業と回答した人は都心在住が約13%、地方在住は約11%でした。都心・地方ともに、休憩・リフレッシュ目的が過半数以上を占めています。
勉強利用が問題視されやすいのは、主に混雑時です。満席にもかかわらず長時間席を占有すると、回転率が下がり、店舗の売り上げや他の利用客の満足度に影響します。また、参考書やノートを大きく広げたり、長時間追加注文をしないまま滞在したりする行為も、好ましく思われにくいでしょう。
さらに、店舗によっては「勉強・作業目的の利用を控えてほしい」と明示している場合もあります。これは立地や客層の違いによる経営判断であり、利用者側が配慮すべき重要なサインです。
勉強目的でスタバを利用する際は、周囲への配慮が欠かせません。まず、混雑する時間帯を避けることは基本的なマナーです。長時間滞在する場合は、追加でドリンクやフードを注文することで、店舗への貢献を意識しましょう。
また、席の使い方も重要です。複数人用のテーブルを一人で長時間使うのではなく、カウンター席を選ぶなどの工夫が求められます。こうした配慮を重ねることで、勉強利用でも「迷惑」と思われにくい使い方ができます。
スタバでの勉強が向いているかどうかは、内容や時間帯によっても変わります。短時間の復習や資料の読み込みであればカフェは適していますが、長時間集中が必要な試験勉強や作業には不向きな場合もあります。そのようなときは、図書館やコワーキングスペース、自習室の利用を検討するのも一つの方法です。
特に有料の自習室やコワーキングスペースは、長時間利用を前提としているため、周囲への遠慮を必要以上に感じずに済みます。目的に応じて場所を使い分けることで、精神的な負担を減らし、学習効率の向上にもつながるでしょう。
スタバでの勉強は、注文をして適切なマナーを守っていれば、必ずしも控える必要はありません。大切なのは「利用できるから使う」ではなく、店舗や他の利用客とのバランスを意識することです。
混雑時を避け、追加注文や席選びに気を配ることで、勉強とカフェ利用は十分に両立できます。自分本位にならず、周囲への配慮を忘れない姿勢が、気持ちよい利用につながるでしょう。
株式会社YAY「カフェ利用」に関する実態調査(PRTIMES)
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
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