1月30日(金) 6:00
追い炊きにかかるガス代は、浴槽の湯量や下がった温度、給湯器の種類によって異なりますが、一般社団法人プロパンガス料金消費者協会の試算によると、追い炊きでかかるガス代は154円とされています。
例えば、200リットルのお湯が10度下がった状態から追い炊きを行う場合、必要なガス量はそれほど多くありません。ただし、長時間放置してお湯が大きく冷めた場合や、冬場で外気温が低い場合は、ガス代が154円以上になることもあります。毎日のように追い炊きを繰り返すと、月単位では意外と大きな金額になる点には注意が必要です。
お湯を張り替える場合は、ガス代だけでなく水道代も発生します。一般的な浴槽に200リットルのお湯を新しく張ると、ガス代は約144円、水道代は約40円前後かかるとされ、合計で184円程度です。
このため、単純な1回あたりのコストだけを見ると、軽い追い炊きよりも張り替えの方が高くなりやすい傾向があります。ただし、お湯が大幅に冷めている場合や、追い炊き回数が増える場合には、結果的に張り替えた方が安くなる可能性もあります。
追い炊きや張り替えのどちらを選ぶにしても、工夫次第でガス代を抑えることは可能です。例えば、入浴後すぐに浴槽のフタを閉めるだけでも、お湯の温度低下を防ぎ、追い炊きの回数や時間を減らせます。また、家族が続けて入浴することで、追い炊きそのものを不要にするのも効果的です。
さらに、省エネ性能の高い給湯器への買い替えは初期費用こそかかりますが、長期的にはガス代節約につながる可能性があります。日常の小さな習慣の積み重ねが、家計全体に影響を与える点を意識しましょう。
また、追い炊き機能の種類によってもガス代には差が出ます。高効率給湯器(エコジョーズなど)を使用している家庭では、従来型に比べて少ないガス量でお湯を温められるため、追い炊きの負担が軽減される傾向があります。
一方、古い給湯器では熱効率が低く、同じ追い炊きでもガス代が割高になることがあります。給湯器の使用年数が10年以上経過している場合は、ガス代の観点からも買い替えを検討する価値があるでしょう。
追い炊き1回あたりのガス代は154円程度が目安で、軽く温め直す程度であれば、お湯を張り替えるより安く済む場合が多いです。一方で、お湯が大きく冷めている場合や追い炊きを何度も行う場合は、張り替えの方が結果的に割安になることもあります。
重要なのは一概にどちらが高いと決めつけるのではなく、入浴間隔や家族構成、季節に応じて使い分けることです。日々の工夫を取り入れながら、無理のない形でガス代節約を目指しましょう。
一般社団法人プロパンガス料金消費者協会高いプロパンガス代は追い焚きやお湯張りのせい?
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
【関連記事】
実家はいまだに「ボディーソープ」ではなく「石鹸」を使っています。母は「節約になる」と言いますが、本当でしょうか?