ボーナスから天引きされる「税金」があまりにも多く、手取りが思っていたより少なくてショック! 月給と何が違うのか、こんなに引かれて本当に妥当なのでしょうか…?

ボーナスから天引きされる「税金」があまりにも多く、手取りが思っていたより少なくてショック! 月給と何が違うのか、こんなに引かれて本当に妥当なのでしょうか…?

1月28日(水) 16:30

ボーナスの手取りが想像より少ないのは、税金だけが原因とは限りません。多くの場合、社会保険料と所得税の源泉徴収が同時に引かれ、しかも所得税は月給とは別の計算方法になるため、引かれ方が強く見えるのが理由です。 結論として、会社が国税庁のルールに沿って計算している限り、天引きが多く見えても不当とは限りません。ただし、年末調整や確定申告で最終的に精算される点も知っておくと安心です。

ボーナスの所得税は「算出率の表」で計算され、月給と仕組みが違う

月給の源泉所得税は、月額表に当てはめて計算します。一方、賞与は原則として賞与に対する源泉徴収税額の算出率の表を使い、前月の給与水準と扶養人数などから税率を決め、賞与の金額に掛けて計算します。
 
前月給与が高めの人ほど算出率が上がりやすく、結果としてボーナスの税額が大きく見えることがあります。国税庁も、賞与に対する源泉徴収の計算方法として算出率の表を用いることを示しています。
 

手取りが減る主因は、税金より社会保険料のことも多い

ボーナスには、健康保険料や厚生年金保険料などの社会保険料がかかるのが一般的です。月給でも引かれますが、ボーナスでも別に引かれるため、合計の控除額が一気に増えたように見えます。
 
ここで大事なのは、ボーナスにかかる所得税はあくまで源泉徴収で、年間の所得税が確定したわけではない点です。年末調整で年間税額に合わせて精算され、引き過ぎなら還付、足りなければ追加徴収になります。ボーナス時点の天引きは、年度の途中精算のような位置づけと考えると、ショックが和らぎます。
 

こんなときは計算ミスや申告漏れを疑ってよい

不自然に感じる場合は、まず扶養控除等申告書を提出しているかを確認してください。提出していないと乙欄になり、税額が重くなることがあります。
 
次に、前月給与がゼロだった、転職直後で前月給与が通常と違う、賞与の算定期間が特殊など、計算パターンが変わるケースもあります。国税庁は、前月に給与の支払がない場合などの計算方法も示しています。
 
また、扶養人数の変更が会社に反映されていないと、算出率が高めに出ることもあります。家族構成が変わったときは早めに会社へ届け出るのが安全です。
 

まとめ

ボーナスの天引きが多く見えるのは、賞与特有の源泉計算と、社会保険料が重なるためです。まずは明細で、所得税と社会保険料がそれぞれいくらかを分けて確認し、扶養申告書や扶養人数の反映に問題がないかをチェックしましょう。
 
年末調整で精算される前提を知っておけば、ボーナスのたびに必要以上に落ち込まずに済みます。疑問が残るときは、会社の給与担当に計算区分と扶養の扱いを確認すると安心です。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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