受験2週間前にインフルエンザ感染「終わった…」からの逆転合格! 親はどう動いた?【中学受験】

受験2週間前にインフルエンザ感染「終わった…」からの逆転合格! 親はどう動いた?【中学受験】

受験2週間前にインフルエンザ感染「終わった…」からの逆転合格! 親はどう動いた?【中学受験】

1月28日(水) 14:13

入試本番直前、緊張感が高まってくる時期です。体調管理から精神面でのケアまで、万全を期したつもりでも起こるトラブル。よその家庭ではそのときどうしているのでしょうか? 先輩ママのエピソードをもとに、教育ジャーナリスト・中曽根陽子さんが直前期の過ごし方についてアドバイスします。
1月入試の結果が不合格。親の心は不安でも振る舞いは明るく

入試本番前までカウントダウンの日々。

子どもたちは、毎日頑張っています。

これまでは「子どもがなかなかやる気にならない」とイライラしていたお母さんも、

「最近は顔つきも変わってきて、本当に頑張っている。

でも、その様子を見ていると、今度は こんなに頑張っているのに、もし合格できなかったらどうしようと逆に不安になる

と言います。

親心というのは本当に複雑です。

実際に中学受験を経験したAさんは、当時の心境を振り返って

「塾の先生からは、いつも通りに過ごすようにと言われていました。

でも、もし本命もダメだったらどうしようと心配になって、子どもに何と声をかけたらいいかわかりませんでした。

私のほうが緊張していたんです」

と話してくれました。

実はAさんのお子さんは、1月に受けた学校が不合格。

でも、子どもの前で心配を口にするわけにはいかないので、気持ちの切り替えをするのが大変だったそうです。

一方、塾の先生は

「入試1週間前でも、子どもたちの様子は意外にいつもと変わりません。

授業中の集中力は高まっていますが、不安というよりみんなで頑張ろう!という意気が高まっている感じです。

お試し受験で失敗したとしても、『本番でなくてよかった』とあくまでもポジティブに捉えて声をかけてほしい

と言います。

直前期は親力が試されます。

不安なときこそ、空を見上げて「なんとかなる!」と自分に言い聞かせて、子どもの前では明るく振舞いましょう。

実際、 口角をあげて上をみるだけで幸福度があがる という研究があります。ぜひやってみてください。
試験直前にインフルエンザにかかってしまったけれど、その分過去問をする時間ができた
入試前は親御さんも、子どもの体調に気を使います。

しかし、それでも体調を崩してしまうことはあります。

Bさんのお子さんは、2月入試の2週間前にインフルエンザを発症してしまいました。

「手洗いとうがいを欠かさず、栄養のあるご飯をつくり、予防接種もした。ぬかりはなかったはずなのに……」と落ち込んだそうです。

どんなに注意していても、かかってしまったら仕方がありません。

幸いBさんのお子さんは、通院、投薬後に比較的早く熱が下がったといいます。

出席停止でできた時間は、やり残した過去問を解きながら過ごしたそうです。

結果、志望校に合格。

宿題に追われてなかなか過去問ができなかったけれど、インフルエンザで休んだ間に取り組めたことが、かえってよい結果につながった と思う」とBさん。

「災い転じて福と成す」です。

このケースは入試までに2週間あったので幸いでしたが、もし試験前日に体調を崩したらさすがに慌てるでしょう。

しかし、最近は即効性のある薬も出ていますから、慌てずにまずは病院へ行くことです。

深呼吸をして冷静に対応を考えましょう。

受験校によっては、相談すれば保健室での受験も対応してもらえます。

そのときにできる親の最善を尽くすことです。
「やれるだけのことをやった」「気持ちが落ち着く」という状態をつくる
Cさんは「受験勉強で取り組んできた塾のプリント、ノート、テキストを全部積み上げて、過去の努力を可視化した」と言います。

積み上げられた、 “これまでの努力の高さ”は子どもの背を超えた そうです。

Cさんは「子どもと一緒に『ほんとうに頑張った』事実を確認し合った」といいます。

わが子の成長を一番近くで見守ってきたのは親御さんです。

自信を持って試験に臨むには、わが家流のやり方で「やれるだけのことをやった」と思える状態をつくること、「気持ちが落ち着く」状態をつくること です。

そのための表現は言葉だけではなく、カタチ・モノでも表せます。

たとえば、塾の先生のメッセージが書かれた手ぬぐいや、最後にまとめたノート、合格鉛筆などのグッズ、お守りなどもそういったものでしょう。

子どもにとって「これがあると安心する」という”宝物”がきっとあるはずです。

試験前日、持ち物を用意する際は、子どもと一緒に受験票や文房具など必要なものを確認しながら、それらをカバンに入れてあげるといいですね。

そのときに 「これまでよく頑張ってきたね」と努力をねぎらい、「明日は頑張ろうね」と気合を入れすぎない程度に励ましてあげてください。

結果はどうあれ、ここまでやってきたことはすべて、お子さんのこれからを支える力になります。

最後の最後まで諦めずに、お子さんと一緒に走り抜けてください。
中学受験ナビの連載『しあわせな中学受験にするために知っておきたいこと』の記事を、マイナビ子育て編集部が再編集のうえで掲載しています。元の記事はコチラ。
(マイナビ子育て編集部/中学受験ナビ)

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マイナビウーマン

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