「スパイダーマン」シリーズの鬼才サム・ライミ監督が仕掛ける復讐エンタテインメント映画『HELP/復讐島』(1月30日公開)の公開前日イベントが1月29日に東京都内で行われ、お笑い芸人のやす子が出席した。
【写真を見る】やす子、珍しいスーツ姿で登場!
ライミ監督が、“逃げ場のない無人島”で人間の狂気と復讐心を炙り出す本作。レイチェル・マクアダムス演じる主人公・リンダが、出張中の飛行機事故によって、パワハラ“クソ上司”ブラッドリーと無人島で二人きりになってしまい、無人島でもなおパワハラを続けるブラッドリーに怒りと復讐心を燃やしていく姿を描く。
主人公のリンダがスーツに身を包んでいることから、この日のやす子は映画の雰囲気にあわせてスーツ姿でお目見え。「普段は迷彩服が多いのでスーツを着る機会は全然ない」というやす子は、「『ショムニ』を観て役作りをしてきました」「やす子が復讐したいのは、NGにしている絶叫系の仕事を入れてくるマネージャーさんです!」と声を上げるなど、気合十分でイベントがスタートした。
本作をすでに観たというやす子は、「話したいことが山ほどある!」とエンタメ性が凝縮されていて、驚くほどおもしろかったと熱弁。「とんでもない、大どんでん返しがあります。びっくりするシーンもあるんですが、ぶっ飛びすぎていてお腹から笑ってしまうシーンもたくさんありました。マネージャーさんと2人で並んで観たんですが、『うわ!』となるシーンなどマネージャーさんも飛び跳ねるので、振動して4DXみたいになっていた」と笑いながら、「サム・ライミ監督が楽しんで作っている感じも伝わりますし、もしかして特定の復讐したい人を思い浮かべて作っているんじゃないかなと。本当に恨んでる人がいないとここまでの展開、復讐方法は浮かばないと思う」と想いを巡らせていた。
劇中では、生死をかけたサバイバル生活が描かれる。日々芸能界という厳しい世界をサバイブしているやす子だが、芸能界は「サバイバルですよ。椅子の取り合いです!」と身に沁みている様子。
芸能界を生き抜くサバイバル術は「大人に歯向かわないことが一番。長いものには巻かれる。口出しをしない」と次々と現実的な方法を並べながら、「『休んだほうがいいよ』と言ってくるタレントさんは、罠だと思っています。『休め』と言って、席を奪おうとしている」とズバリ。「若槻千夏さんなんですけど」と実名をあげて会場を笑いの渦に巻き込んだやす子は、「『やす子ちゃん、休んでいいんだよ』と言ってきて、悪魔だなと思う」と恐れつつも、「実力がすごすぎる。本当に尊敬します。ああなりたい」と羨望の眼差しを向ける。加えて、復讐したい人は「みなみかわさん、お見送り芸人しんいちさん」とさらに具体的な名前を放ち、「人を毒するネタをやっているのですが、そういう人って裏ではいい人なんですが、あの人は本当にクズなので…」と苦笑い。思わぬ広がりを見せたトークに、「ネットニュースが怖いです!」と震える場面もあった。
続いてステージでは、AIに聞いた「誰も傷つけない“クソ上司”への復讐方法」を紹介することに。AIの練った復讐術の一つ目は「“上司”という設定を脳内で書き換え、自分を“司令官”、相手を“教育が必要な新兵”だと思い込む」というもの。
こちらのアイデアに、やす子は「自衛隊の時ならできたかもしれませんが…。違うかなあ」と心が進まないとのこと。二つ目は、「感情を一切排除し、完璧すぎる敬語とマナーで対応することで、相手に“つけ入る隙”を与えず、逆に心理的な距離を突きつける」という案で、やす子は「後輩なのにめちゃくちゃ敬語を使われる、東野さん(幸治)とかこれだと思います!自分も人見知りなので、やっちゃうなあ」と共鳴。三つ目は、「相手の嫌がらせに反応せず、誰よりもプライベートを充実させ、職場で一番“幸せそうな顔”で過ごす」という術で、やす子は「これをできたらいいな!」と希望した。司会を務めたコトブキツカサから「普段から幸せそうなえびす顔で、裏の顔なんてないでしょう」と声をかけられると、やす子は「めちゃくちゃありますよ。めちゃくちゃ腹黒いですよ、私!芸能人なんて、みんな腹黒いですから!」とぶっちゃけ。トークを暴走させてしまったことから「ヘルプ!」と叫び、会場を笑わせていた。
最後には、「大どんでん返しが、ここ最近で見たことがないくらい連続で入ってくる」と改めて映画をオススメしたやす子。「これを観たら、人への言動や接し方をもっと優しくしよう。復讐されないようにしよう!となると思います」「ガチでおもしろかった」とアピール。フォトセッションや退場時まで「お願いします!観てください!」と手を合わせた“ヘルプ”ポーズを繰り出しながら、熱心に訴えていた。
取材・文/成田おり枝
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