家事も育児も毎日続くものですが、家族のために頑張るママほど、自分の体調は後回しにしがちではないでしょうか。そして一番欲しいのは大きな手助けではなく、「大丈夫?」という思いやりのひと言かもしれません。でもそのたった一言さえも返ってこないとき、心は深く疲れてしまいます。
『私は社会人2人と高校生2人の親です。いつも5人分の弁当を作っている。旦那の分の弁当も作っている。最近、頭がクラクラしてきた。1ヶ月に4回も熱が出た。なのに、誰も声を掛けてくれない。旦那は「病院いきなよ」たったそれだけ。私はただ、「大丈夫?」と声を掛けてほしかっただけなのに……』
4人きょうだいのママである投稿者さん。家族のために尽くす日々のなかで、体調は限界に近づいているようです。でも家族から返ってくるのは、冷たく感じるほど簡単な言葉だけ。心が追いつかなくなるのも当然かもしれません。
男は鈍い?思いやり不足は気づけないから
「どうしてこの状況で心配してくれないの?」という怒りと悲しみ。でも周囲からは、こんな声もありました。
『男って馬鹿だから言わなきゃわからないんだよ。こういうときはまず大丈夫?と聞けって言っておかなきゃムリ』
『うちは、旦那は心配してくれるけれど、息子たちはお母さんが不死身だと思っている』
『うちの旦那なのですけれどね。こちらは体調が悪くても頑張って弁当作っていることもある。でも「できているなら大丈夫か」になる』
たしかに、家族のなかで“ママはいつも元気”という固定観念が根強い家庭は少なくないかもしれません。熱があっても弁当を作る姿を見れば「できているなら大丈夫」と誤解されてしまうことも。まずは気づかれない構造そのものが問題なのかもしれません。
「面倒くさい性格?」と言われてしまう現実
投稿者さんの怒りや悲しみを理解しつつも、厳しい意見も存在します。
『気持ちはわかるけれど、なんか面倒くさい性格していそう』
本心として「言われないとわからない家族が悪い」と思っていても、伝えていないなら“察してほしいだけの人”と思われることも……。家庭内コミュニケーションは難しいもののようです。
言わなきゃ伝わらない。家族会議という選択
気づいてほしい気持ちはわかりますが、現実問題として伝えない限り、家族は行動を変えられないかもしれません。はっきりと「体調が悪いから寝ていたい」と言ってもいいのでしょう。
『一回みんな集めて、「最近体調悪い日が増えた。弁当が作れない日もあるから、朝はコンビニで買っていける時間に起きてほしい」と言うべき』
さらに、負担の見なおしも必要です。投稿者さんのほかに、5人も家族がいるのなら、少しずつ家事を負担してもらってもいいのかもしれません。
『弁当なんてやめなよ。せめて高校生だけにしたら?』
『社会人に弁当作るのは過保護。自分で買わせていいよ』
お弁当作りは地味に体力を奪っていきます。社会人の子どもだったらお弁当作りはできるでしょう。ついでにたまにはほかの家族の分も作ってもらってもいいのかもしれません。ママが倒れてしまっては家庭が回らなくなります。母親がやるのが当然という考えをなくすために、“ムリなものはムリ”と伝えることは、家族全員のためにもなるのでしょう。
適当に休んじゃって!倒れる前にブレーキを
体調が崩れるほど頑張っている投稿者さんへ、励ましの声も寄せられています。大丈夫待ちしている間に、きちんと病院に行ったほうがいいと、体調を心配する声もありました。
『少しの思いやりが欲しいだけだよね。召使いやロボットではないもの。お母さんは人間であり家族という事実をわかっているつもりで、わかっていないことがあるよね』
『熱あるときに弁当作っていたら、そりゃ誰も気にしないよ。作らず寝ていていいよ』
『いっそのことストライキしちゃえば』
家族に優しさを求めることはわがままではありません。でも家庭には気づいてくれる人がいないときもあります。だからこそ、自分から休むこと、助けを求めることが必要なのではないでしょうか。
家族のために頑張ることは素晴らしいことですが、その努力が“当たり前”になってしまうと、誰も「大丈夫?」と声をかけなくなります。ムリはせず自分から限界を伝えること、できない日はやらない勇気が必要です。家族の思いやりを期待するだけでなく、自分の心と体を守る選択をしてほしい……この記事が、投稿者さんと同じ悩みを抱える人の気づきになれたら幸いです。
文・岡さきの編集・みやびイラスト・Ponko
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