1月28日(水) 8:40
小銭を銀行に預けるのは一見シンプルですが、実は「数える・仕分ける・保管する」などのコストがかかります。そのため近年は、硬貨の枚数に応じた手数料を設ける金融機関が増え、まとまった小銭ほど負担が大きくなりがちです。
特に1円玉や5円玉が多い貯金箱だと、金額よりも枚数が膨らみやすく、思わぬ出費につながります。まずは「硬貨は無料で入れられるもの」という前提を手放し、どの選択肢が損しにくいか考えることが大切です。
結論から言うと、「完全無料で大量の硬貨を一気に入金できる場所」はかなり少なくなっています。たとえば、ゆうちょ銀行では窓口での硬貨取扱料金があり、2024年4月以降は1~50枚は無料、51枚以上は手数料がかかる仕組みです。
さらに、銀行によっては窓口・ATM・条件(自社口座への入金か等)でルールが異なり、同じ感覚で持ち込むと損をしやすい点に注意が必要です。三菱UFJ銀行も硬貨枚数に応じた手数料体系を案内しており、無料で大量入金できる前提では動かないほうが安心です。
手数料をゼロにしたいなら、「銀行に一括入金する」以外のルートを組み合わせるのが現実的です。まず効果が大きいのは、買い物の支払いで小銭を減らし、紙幣や高額硬貨に“集約してから”入金する方法です。
例えば普段の支払いで100円玉や10円玉を優先的に使い、1円玉は無理に増やさないだけでも、入金時の枚数が大きく変わります。どうしても入金するなら、無料枠(例:50枚まで)に収まる量で複数回に分けると、手数料を抑えやすいでしょう。
小銭貯金で10万円たまっていても、手数料が決まるのは“金額”ではなく“枚数”であることが多いのが落とし穴です。特に1円玉・5円玉中心の貯金は、10万円でも枚数が何千枚になるケースがあり、窓口だと手数料負担が大きくなりやすいでしょう。
みずほ銀行も大量硬貨の取り扱いに関する手数料を案内しており、銀行側が硬貨処理をコストとして捉えている流れが分かります。 だからこそ、持ち込む前に「何枚くらいあるか」をざっくり把握し、無料枠・有料枠に引っかからない戦略を立てるのが賢い方法です。
小銭貯金を銀行へ入金する際、以前のように「大量でも無料で預けられる」場所は減っており、硬貨の枚数によって手数料がかかるのが一般的です。
だからこそ、手数料を払わないためには“銀行に一括入金する以外の選択肢”を持つのが重要になります。普段の支払いで小銭を計画的に使い、枚数を減らしてから無料枠で入金するだけでも負担は大きく変わります。10万円達成の努力をムダにしないためにも、手数料の仕組みを理解して、賢くお金に換えていきましょう。
株式会社ゆうちょ銀行2024年02月22日硬貨取扱料金改定のお知らせ(2024年12月2日更新)
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
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