私はマユ(26)。旦那のコウジ(26)と一緒に、実家に夕食を食べに行きました。兄・ナツキ(31)も家族を連れて来ていたのですが、義姉のアカネ(30)さんが財布を出したところ、その財布に私は見覚えがあったのです。数か月前に母に誕生日プレゼントとして郵送した財布とまったく同じです。アカネさんに聞くと「誕生日に義母からもらった」とのことでしたが……。信じたくはありませんが、母が私のプレゼントをそのままあげたのではないでしょうか。そのショックから思い出したのは、過去のことです。
思い返せば昔からいつもこうだったような気がします。私が熱を出していても、兄の部活の試合は休めないからと家に置いていかれることも多々ありました。しかし、反対に兄が熱を出したときは兄を優先し、私の発表会にきてくれなかったこともありました。
1番覚えているのは……小学生くらいのときですかね。
母は私よりも兄が大事で、まだ見ぬ兄嫁の方が私よりも大事なんだと幼心にわかってしまい、ショックを受けたのでした。
そんなことを……実家から離れて忘れてしまっていたのかもしれません。母は私よりも兄と兄嫁が大事だということを。
母は私に「気に入らなかったからあげた」と言いました。
けれども母は写真付きでその財布をリクエストしてきたのです。
最初から、アカネさんにあげるためにリクエストをしてきたとしか思えません。
思い返してみると、母は私よりも兄やまだ見ぬ兄嫁を、幼いころから大事にしていました。
今回も、兄嫁を大切にしていることを示すために、私のお金が使われたのでしょう。
私はもう母にはなにも期待しません。これからは私を大事にしてくれる家族だけを大切にして生きていこうと思います。
原案・ママスタ脚本・物江窓香作画・善哉あん編集・石井弥沙
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