1月22日(木) 23:10
終電間際に新幹線へ飛び乗ってから、「指定席券が1本早い便だった」と気付くと焦りますよね。ここで押さえたいのは、新幹線のきっぷはざっくり「乗車券(移動そのもの)」と「特急券(新幹線に乗る追加料金)」に分かれる点です。
つまり、いま乗っている列車と、きっぷに書かれた列車が違うと、指定席としては使えません。車掌さんが「追加精算が必要」と言うのは、いま乗っている列車で“指定席として座り続ける”には、指定席特急料金を新たに用意する必要があるからです。
ただし、ここで救いになるのが「乗り遅れ扱い」の考え方です。指定席に乗れなかった(または別列車に乗った)場合でも、同じ乗車日なら“普通車の自由席に限って”使える取り扱いが用意されていることがあります。
逆に言うと、自由席に移動するなら追加ゼロで済む場面がある一方、指定席に座りたい場合は数千円の精算になる場合があります。
注意したいのは、割引の種類です。早特のように「予約した列車以外は不可」という条件が付く商品だと、自由席へも乗れず、買い直しが必要になるケースがあります。自分のきっぷが“通常の指定席”なのか、“条件付きの割引”なのかが、ポイントです。
車内でやり過ごすのは避けましょう。見つかったときに追加精算だけでなく、手続きが長引くこともあります。
まず、車掌さんへ申告します。「きっぷを間違えて、1本早い列車の指定席を買っていました」といい、希望を伝えましょう。「自由席」か「指定席」かで案内が変わります。
指定席を取り直す場合は、その場で差額精算(または買い直し)になることがあります。逆に「自由席」なら、同一日での救済が使える条件かどうかを確認してもらい、空いている自由席車両へ移動します。
なお、「指定席を持っているから同じ列車の自由席に座っていいでしょ?」と考えがちですが、これは話が別です。
あくまで“乗り遅れ等の救済として後続列車の自由席が使える”という整理なので、同じ列車で自由席へ移るときは車掌さんに一言かけた方がスムーズです。体調不良や混雑など事情があるなら、相談してから動くのが安心です。
きっぷには、乗車券、特急券(自由席)、特急券(指定席)があります。
この構造のおかげで、実は融通が利く場合もあります。たとえば乗車券は日をまたがない範囲で有効期間があったり、特急券だけルールが分かれていたりします。「どこまでが乗車券で、どこからが特急券か」を意識すると、理解しやすくなるでしょう。
逆に、指定席の“列車ひもづけ”を知らないと、今回のように「時間を間違えただけなのに、なんで数千円?」と感じやすいです。でも実際は、指定席は列車ごとに座席数が限られ、同じ席番でも別の列車では別商品。
乗る前に予約画面やきっぷの「列車名・発車時刻・号車・席番」を見る習慣をつけると、うっかりミスが減るでしょう。
1本早い便の指定席券を持ったまま別の列車に乗ると、指定席としては無効になりやすく、指定席に座り続けるなら差額精算が発生しがちです。
一方で、同じ乗車日なら自由席に限って救済されるケースもあります。乗車する際には列車名と時刻を見る習慣をつけ、間違いのないようにしましょう。
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執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
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