<【推しの子】>相変わらず痛烈な作風がすごい、一昔前の仕事スタイルD漆原に「こういう他責で無責任な人いますよねー」と呆れ声

アニメ「【推しの子】」第3期第二十六話より/(C)赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・【推しの子】製作委員会

<【推しの子】>相変わらず痛烈な作風がすごい、一昔前の仕事スタイルD漆原に「こういう他責で無責任な人いますよねー」と呆れ声

1月22日(木) 18:39

アニメ「【推しの子】」第3期第二十六話より
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アニメ「【推しの子】第3期」(毎週水曜夜11:00-11:30ほか、TOKYO MXほかにて放送/ABEMA・ディズニープラス・FOD・Hulu・Leminoほか)の第二十六話「打算」が1月21日に放送された。芸能界での知名度を上げようとするルビー(CV.伊駒ゆりえ)は「深掘れ☆ワンチャン!!」のADに接近。その流れで描かれたADの過酷な業務状況、底辺ヒエラルキーに同情が集まり、漆原Dの一昔前の仕事スタイルに痛烈な矢が飛んだ。(以降、ネタバレが含まれます)

■一昔前の仕事スタイルD漆原に痛烈な視聴者コメントが集中

失踪中の莓プロダクションの元社長・斉藤壱護(CV.江川央生)を探し出したルビーは、かつて母アイとB小町を育て上げた彼のマネジメント能力を信じ、芸能界で売れるために壱護の指示の通りに動き出す。その一つがバラエティーで重宝されるためのキャラクターの確立。ルビーはバカで失礼でずぶといキャラクターを全力で演じ、さらに「ADには優しくしろ」というもう一つの指示の通り、「深掘れ☆ワンチャン!!」の制作ADである吉住シュン(CV.竹中悠斗)に接近する。

ここからAD吉住の仕事ぶりがフィーチャーされていくが、その業務内容はとにかく過酷、地獄の過密スケジュール。「ADの仕事はたった一つ。やれと言われたことを全部やること」という、全く“たった一つ”ではない状況だ。その上、コンプラ無視、人権無視、モラルゼロのディレクター、漆原鉄(CV.上田燿司)の横暴で無茶苦茶な要求が重くのしかかる。

あくまでフィクションの中の話とは言え、テレビマンのADと言えば今の時代にあってもブラックなイメージが強い職業だ。漆原の人物像も、いかにもいそうな上司。ちゃぶ台返しや無理ゲーな命令といった、“あるあるこういうこと”という描かれ方に視聴者もリアリティーと共感を覚えたようで、「こういう他責で無責任な人いますよねー」「問題起こしてキー局をクビになったというのも納得の人柄」「腹立たしい」など、漆原には痛烈なコメントが矢のように飛んでいた。
アニメ「【推しの子】」第3期第二十六話より


■レイヤーたちの裏事情「コス界隈はテレビに好意的じゃない」

第2期で「東京ブレイド」の舞台化をテーマに原作者とメディアミックスの難しい問題を描いたように、今回は漆原というキャラクターを通して、コスプレイヤーたちへのある種の偏見、コスプレ界の事情も描かれた。

「深掘れ☆ワンチャン!!」の次の企画がコスプレイヤーへの取材に決まり、人気作「東京ブレイド」のコスプレイヤーたちを集めることになった吉住。しかし、裸を晒している、承認欲求の塊、自主制作DVDで儲けているなど、漆原Dのコスプレイヤーへの歪んだ偏見、版権許諾への甘い見通しに不安を覚える。

案の定、「コス界隈はテレビに好意的じゃない人が多いんだよ」と嘆くハメになり、取材可能なレイヤー探しは難航。ルビーと吉住シュンの妹・吉住未実のおかげでなんとか乗り切ったと思えたのも束の間、漆原が権利元への許可取りを怠っていたことで再びピンチに。コスの変更を頼み、関係者への謝罪に追われることになってしまう。

バラエティーの裏側に続いてコス界隈の事情という興味深い話がテーマになったことで、「身に降りかかった経験がある者としては心がざわつくコス偏見でした」「TV局という旧態依然とした業界やコスプレの闇を描き出す辺り実にこの作品らしい」「コスプレ界隈、去年揉めに揉めまくっていたのを見たなあ」などのコメントが集まることに。

ちなみに漆原に振り回されている吉住だったが、泣き言を言いながらも、言われたことを全部きっちりやるマルチタスクな有能ぶりは見事すぎた。「妹にレイヤー兼VTuberいる時点で勝ち組なんじゃ…あ、そういう問題でない?」「妹を登録者30万人のVTuberにする兄有能すぎる」「寝る間もないAD業務の傍ら妹のマネジメントもするってすごすぎやん」など、その手腕に注目が集まっていた。

◆文=鈴木康道
アニメ「【推しの子】」第3期第二十六話より



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