私(アイ)は夫のマサヒロと、2人の息子ハヤトとダイチの4人家族です。ハヤトは幼い頃から、同学年の子の誰よりもいろいろなことが早く上手にできる子でした。周りの友達にも4才下の弟にも本当に優しいお兄ちゃんで、私たちはハヤトの才能を潰さないように、もっと「いい環境に導いてあげたい」そんな気持ちが前面に出ていくようになります。そうして近所の学習塾に入塾したハヤト。低学年から入塾している子はいませんでしたが、ハヤトは塾をとても気に入っており、楽しんで勉強をしていたのでした。
塾での時間は、とても有意義なものだったようです。ハヤトは帰宅すると、いつも塾でやった学習のことを教えてくれます。塾ではペーパー学習だけではなく、フラッシュカードや積み木やパズル、古典文学暗記などさまざまな脳トレも行ってくれて、ハヤトにとっては新鮮で楽しい時間だったようです。
そして、2年生の終わりごろに行われた共通テストで、ハヤトは1位をとったのです!ハヤトは自信満々に微笑んでいます。運動が得意ではないハヤトにとって、勉強で1位をとるということは、なによりも自信になったようでした。
ハヤトの勉強の成果が出たとき、ハヤトのために選んだ道は間違っていなかったと心から思いました。
ハヤトには塾が合っているんだ。勉強をして知識を得ることに喜びを感じるタイプの子なんだ。
そう確信していました。とはいっても、ハヤトの人生はハヤトのものです。
私たちがいくら中学受験をさせたいと思っても、ハヤト自身が前向きになることができなければ、難しいことは理解していました。
だからもしハヤトが「公立に行きたい」と言えばその通りにさせるつもりでした。
しかしハヤトは中学受験を選んでくれたのです。しかもA中学に行きたいなんて……!
私たちは全力でハヤトをサポートしていこう、そう心に誓ったのでした。
原案・ママスタ脚本・渡辺多絵作画・よしはな編集・石井弥沙
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