【写真】コンサートを終え、雪の中並んで帰る青野と佐伯
元天才ヴァイオリニスト・青野一が、海幕高校オーケストラ部の仲間たちと苦楽を共にし、青春のアンサンブルを奏でるアニメ「青のオーケストラ Season2」(毎週日曜昼5:00-5:25、NHK Eテレ/ABEMA・dアニメストア・ディズニープラス・Hulu・Leminoほかで配信)。その第14話が1月11日に放送された。今話では、オーケストラ部と合唱部の合同クリスマスコンサートが開幕。超高校生級の素晴らしい演奏と歌声、佐伯直と母親の温かいやり取りが、視聴者の心を揺さぶった。(以降、ネタバレが含まれます)
■家族が見守る中、コンサートが開幕
オーケストラ部と合唱部による合同クリスマスコンサート当日。佐伯(CV.土屋神葉)はクリスマス一色となったドイツの街に思いを馳せ、母のオリビア(CV.高垣彩陽)にメールを送ろうとするが、ふと思い直して書きかけのメールを消してしまう。
その後、教会に集まったオーケストラ部と合唱部は、本番に向けてリハーサルを開始。天井が高く、空間も広い教会で、想像以上に声が響くことに青野(CV.千葉翔也)は驚く。そして、教会は演奏するには最高の場所なのかもしれないと考えるのだった。
コンサートには、青野の母(CV.斎藤千和)や秋音律子(CV.加隈亜衣)の母・司(CV.豊口めぐみ)、佐伯の祖母ら、部員の保護者たちも集まっていた。とりわけ、司は初めてこういうイベントに参加するとあって、緊張と興奮が入り混じっていたようだ。司が座った席は、偶然にも青野の母の隣だった。青野と律子はお互いの母と対面済みだが、母親同士はこれが初顔合わせとなる。
■佐伯の心に去来する優しき思い出
合唱部の部長・本郷しほり(CV.寿美かのん)の挨拶が終わると、いよいよコンサートがスタート。1曲目はクリスマスの定番曲である「もろびとこぞりて」だ。パイプオルガンの美しい音色をバックに、合唱部とオーケストラ部が合唱を始めると、その歌声は光のさざ波のように会場中に響き渡る。
高校生とは思えない素晴らしい合唱に、司が驚かされていると、その隣では青野の母が目にハンカチを押し当てていた。子どもの晴れ姿と、体に染み渡るような合唱に、親ならば感動せずにはいられない。司は胸中で「分かります、その気持ち」と激しく共感するのだった。
続く曲目は「アヴェ・マリア」。声楽家の母がよく歌っていたこの曲は、佐伯にとって通学中に聴くほどお気に入りのようだ。演奏中、佐伯はクリスマスに母が手袋をくれたこと、母と手をつないで歩いたことを思い出す。
オーケストラ部の音と合唱部の声が溶け合い、響き合う最高のパフォーマンスに、客席からは万雷の拍手が。司も溢れる涙を抑えきれない。一方、佐伯の祖母はオリビアがよく「アヴェ・マリア」を歌っていたことを思い出し、夫が生きていればあの子ともっと上手くやれたのかもしれないと、胸中で悔恨滲む言葉をつぶやく。
■青野の世界がまたひとつ広がる
コンサート最後の曲目は「ハレルヤ・コーラス」。音と声が会場中に雪のように降り注ぎ、天空をバックに部員たちが歌い、演奏するという演出が、まるで自分も会場にいるかのような臨場感を味わわせてくれた。パフォーマンス終盤では、合唱と演奏が力強い風となって会場中に吹き渡り、観客たちが息を呑む一幕も見られた。
全ての曲目が終了し、指揮を担当した合唱部の顧問・瀬能菜津(CV.永木貴依子)は、息を荒くしながら会場を見渡す。わずかな間のあと、彼らに贈られたのは割れんばかりの拍手とスタンディングオベーション。部員たちが満足と安堵の笑顔を見せる中、司は感極まって泣きじゃくり、青野の母にその様子を見られて動揺する。部員たちの保護者にとっても、このコンサートは思い出深いものとなったことだろう。
夜、雨は雪へと変わっていた。青野は合唱部との合同練習とコンサートが終わってしまったことに一抹の寂しさを覚え、佐伯に「あー終わっちゃったんだなって」とつぶやく。合唱部と共に歌い、音と声でセッションする経験は、青野の世界をまたひとつ広げてくれたようだ。
青野と別れたあと、佐伯は再びスマホで母にメールを送ろうとし、束の間考えて電話をかけることに。「メリークリスマスくらいは言っておこうと思って」と話しながら、頬を赤らめる佐伯。母の声を聞いて、その顔に柔らかな笑みが広がる。遠く離れていても母子は確かな愛情で繋がっている、そう感じさせる温かな名シーンだった。
■視聴者の感動を呼んだ音楽の力
全国レベルの強豪同士であるオーケストラ部と合唱部が、互いにリスペクトしながら切磋琢磨し、全力で臨んだクリスマスコンサート。ハイレベルな演奏と合唱を、臨場感溢れる演出が盛り上げ、片時も目が離せなかった。
視聴者からは「歌声と演奏の迫力がスゴくて感動した!」「涙がとまりません」「演奏シーン、本当に鳥肌ものだよね」「心洗われる歌声」「独特の緊張感が伝わってきて、すっかり引き込まれました」「もろびとこぞりてからのアヴェ・マリア、そしてハレルヤ・コーラスの流れが荘厳すぎて鳥肌でた!」など、感動のコメントが殺到。あらためて音楽の力を感じさせる、印象深い回となった。
◆文=帆刈理恵(スタジオエクレア)
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