「ワールド イズ ダンシング」TVアニメ化決定花守ゆみりが“能”の開祖・世阿弥の少年時代を力演

TVアニメ「ワールド イズ ダンシング」ティザービジュアル/(C)三原和人・講談社/『ワールド イズ ダンシング』製作委員会

「ワールド イズ ダンシング」TVアニメ化決定花守ゆみりが“能”の開祖・世阿弥の少年時代を力演

1月21日(水) 18:15

TVアニメ「ワールド イズ ダンシング」ティザービジュアル
【動画】「人の祈りだとしたら…」花守ゆみりが若き世阿弥を好演TVアニメ「ワールド イズ ダンシング」アニメ化決定PV

漫画「ワールド イズ ダンシング」がTVアニメ化することが決定し、ティザービジュアル、PV、一部キャスト情報などが解禁された。2026年夏より放送開始され、製作はCygamesPicturesが担当。主人公・鬼夜叉役は花守ゆみりが務める。

■能の開祖・世阿弥の若き日を描くダンシングストーリー

原作は、講談社が刊行している青年漫画誌「モーニング」にて連載されていた、三原和人氏による同名漫画。全6巻という短さながら、物語の完成度や現代にも通ずるテーマ性の深さなどが話題を呼んでいた。

舞台は、争いが絶えない動乱の時代の日本。好奇心の強い美しい少年・鬼夜叉は、人と出会い、笑い、泣き、自分の情けなさと向き合いながら、無常の世に生きる新しい舞を形作っていく。のちに「能」を生み出す世阿弥が鬼夜叉と呼ばれていたころにあったかもしれない、ダンシングストーリーとなっている。
「ワールド イズ ダンシング」原作書影


■TVアニメ化が決定花守ゆみりが“舞”に魅了されていく鬼夜叉を熱演

そんな本作だが、このたびTVアニメ化することが決定した。あわせて、ティザービジュアルとPV、一部キャスト情報などが解禁された。

本作の放送は2026年夏を予定しており、制作は「ウマ娘 シンデレラグレイ」「光の死んだ夏」などのCygamesPictures、監督は「舟を編む」「思い、思われ、ふり、ふられ」などの監督を手掛けてきた黒柳トシマサ氏が担当する。また、主人公・鬼夜叉役は花守ゆみりが務める。

あわせて公開されたティザービジュアルは、キャラクターデザイン担当の佐々木啓吾氏が手掛けた鬼夜叉を、NHK大河ドラマ「光る君へ」の題字や書道指導を担当した書道家・根本知氏による書「ワールド イズ ダンシング」が彩るビジュアルとなっている。

同時に公開されたPVでは、本作の美しさとともに、人の死が現代よりももっと身近なものとして存在していた時代の厳しさと、鬼夜叉が衝撃的な舞に出会う一部始終が映されている。また、原作にも登場する足利義光をはじめとするキャラクターも姿を見せる。

さらに、原作者・三原氏描き下ろしのアニメ化記念イラストも公開。また黒柳トシマサ監督、花守ゆみり、佐々木啓吾氏、根本知氏ら4人からはコメントも到着した。
TVアニメ「ワールド イズ ダンシング」アニメ化記念イラスト


■黒柳トシマサ(監督)のコメント

今では古典芸能に数えられる「能」が「猿楽」と呼ばれ最新鋭のエンターテイメントだった時代の、創作に挑み続ける鬼夜叉という名の少年の物語です。人より優れた才があるわけでもなく、人に誇れる勲章があるでもなく。それでも一角の何者かになって自分も世界を変えられるかもしれない期待で猿楽に挑み続ける日々。その姿がなんだか自分たちの中にある"初心"にも繋がっている気がして、いま改めて皆さんに楽しんでいただけるアニメを作りたいとスタッフ一同頑張っています。

鬼夜叉がたどり着いた"花"が600年続くように、僕も永く愛していただけるような物語をお届けできるように、この作品を大切に精一杯作り上げたいと思います。

■花守ゆみり(主演/鬼夜叉役)のコメント

この世界には、人の数だけ「良い」と感じるモノがあると思うのです。同じ尺度は一つもなくて、だからこそ自分が「良い」と感じるモノにこの世界で出逢えたら。それはきっと、その人が生きる道を、彩り灯す花となってくれるのだと。そう願わずにはいられないのです。

寄せては返す波のように、栄枯盛衰が常の世で。彼が咲かせた花は一体どんな形をしていて、どんな色をしていたのか。どうして今もなお、たくさんの人の道で咲き続けているのか。この作品の先で、どうかあなたに届きますように。

■佐々木啓吾氏(キャラクターデザイン)のコメント

原作を読ませて頂いて、「あ…これ、参加しないと絶対後悔するかも…」と思ってしまうほど、魅力の詰まった作品なので、アニメでどこまで表現できるのか?そもそも表現とはなにか?などと、鬼夜叉の芸に対する熱量にあてられながら、他のクリエイターと一緒に挑戦の日々を送っています。良いものをお届けできるように頑張ります。

■根本知氏(題字)のコメント

能の大成者、世阿弥が書き留めた「風姿花伝」。人の動きと心の動きをしるした日本最古の能楽・演技論で、風姿(なりふり)を「花」になぞらえて論じました。世阿弥は晩年に「花鏡」という書物もしるしていますが、彼にとって「花」は特別なものでした。

このたび、「ワールドイズダンシング」の題字を片仮名の書で依頼され、どのように表現するか考えたとき、やはり「花」をテーマに書くのが良いと思いました。片仮名は、漢文を和読するための記号として生まれたことからも、文字と文字ではない世界の間を行き来するものだといえます。だからこそ文字性から解放し、世阿弥の「花」をかたどるように筆をとったのが今回の題字です。このアニメに、僅かながらの花を添えられたら幸いです。



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