【独占】神田沙也加さんの元恋人・前山剛久が本音を激白「あの日のことは、全部話せます」

同じような憂き目に遭っている人に、再起のチャンスを与える存在になりたいと話す

【独占】神田沙也加さんの元恋人・前山剛久が本音を激白「あの日のことは、全部話せます」

1月21日(水) 8:53

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芸能界の注目を一身に集めていた2.5次元俳優は、ある日を境に、激しいバッシングの渦中へと突き落とされた。誹謗中傷、挫折、そして「死」を意識した日々。それでも彼が、再び人前に立つことを選んだ理由とは?

事実上、芸能界から追放された前山を直撃

「前山剛久、改め真叶(まなと)です、今日はよろしくお願いします」

ショーケースに並ぶシャンパンが煌びやかな、東京・六本木のメンズラウンジ。舞台を中心に若い女性ファンを集め、端正なルックスと甘い声で人気を博していた“2.5次元の王子様”は、今、メンズラウンジのキャストとして再スタートしている。

彼の名が、好意と期待ではなく、嫌悪と怒りを伴って語られるようになったのは2021年冬のことだった。交際していた女優・神田沙也加さん(享年35)との関係が、悲劇的な結末とともに報じられ、やがて二人の間で交わされたとされる音声が週刊誌に掲載された。

切り取られた言葉は瞬く間に拡散し、SNSを中心に激しいバッシングが巻き起こる。公式に「引退」を宣言したわけではないが、前山は事実上、芸能界から追放されたといっていい状況だ。

夜職未経験の34歳。20代の先輩に叱られながらトイレ掃除

報道から5年、34歳となった前山。俳優では中堅の年齢だが、この世界では完全な新人だ。

「本当に右も左もわからない状態です。『アンダー』と呼ばれる立場で、売り上げのないホストはトイレ掃除やグラス拭き、テーブルマナーを叩き込まれる。20代の先輩に注意されながら、毎日やっています」

全個室で落ち着いた雰囲気のメンズラウンジ。俳優という仕事とスポットライトの当たる角度は、まるで違う。

「俳優のときは“話す側”でしたけど、ここでは完全に“聞く側”です。取材で自分のことを話すことには慣れているんですけど、相手の話を引き出せないと何も始まらない。正直、難しさもありますね」

キャストになって1か月弱。真叶になった彼を最初に指名したのは、俳優時代からのファンだった。

「ここは最低でも2万円かかる。それって、簡単な金額じゃないじゃないですか。俳優のときは写真集を数冊買ってもらい、握手したりして応援してもらう世界とは重みが違う。本当に嬉しかったですね」

留学、エステ経営、スーパーでのバイトを経て、「やはり人前に出たい」

彼はなぜ、メンズラウンジのキャストになったのか。実は芸能事務所を退所後、前山は韓国に留学し、現地での芸能活動を模索していたが、現実は厳しかった。

「日本の芸能界はアイドルと俳優に差はないけど、向こうは俳優が一番格上。賞の授与式でも、楽屋が与えられているのは俳優だけ。身長も180㎝はなければならない。外国人で、30代で、173㎝の僕がそこに入っていくのは非常に難しいと言われて断念しました」

帰国後、俳優として舞台の復帰も決まったが、周囲の判断でそれも霧消した。

「『前山が出ると、他のキャストに危険が及ぶ』って言われて。すごくショックでしたけど、反論できなかった。でも、食べていかなきゃならなかったので、スーパーでアルバイトをしました。店長さんは僕のことを知っていたので、品出しなどのバックヤードを任せようとしたんですけど、……やっぱり人前に出たいんですよね。だからレジ打ちをさせてほしいとお願いしました」

そうした裏方仕事をしてみて、人前に立つほうが向いていると再確認したという。

「エステの経営にも挑戦しました。自分の名前を出さず、接客もスタッフに任せて。でも上手く行かなくて……やっぱり自分を隠しても仕方ないと思いました。そう考えると、自分らしく生きられるのは夜の仕事しかなかった。そう言うと負けたみたいですけど。妹や、友人が夜の世界にいたこともあって、彼らに勧められたのも後押しになりました。ファンの方もお客様として来てくれて。お酒を飲めないのに注文してくれたりして、日々、支えられているなと感じています」

“あの日のこと”は必要なら全部話せる

交際していた神田沙也加さんの急逝が報じられ、ネット上では前山の名前が一気に否定の対象となった。その出来事について聞くと、彼は一度視線を落とした。

「警察にも弁護士にも、すべての時系列で説明しています。必要なら全部話せる。警察からも『事件性はない』と言ってもらっています。そういうネガティブな部分含めて、こちらで面接していただいたときにも話すと、オーナーからは『スキャンダルで色んな視点で世間から見られていると思うが、必死に前を向いて生きる場所を提供したい。ここで成功して、世間からの信用を取り戻して、CENTURY -Men's Lounge-の一員として、前向きに生きる姿を見せてほしい』と意外な言葉で。もちろん、ネット上の誹謗中傷についても全部見ています。どう思われているかを知らないまま進むほうが怖いですから」

仕事を始めた当初は、客を装った記者も来た。

「会話がそのまま記事になっていて、やっぱりな……と。ただ、ちょっと悪いふうに印象付けられて書いてある気はしますね。彼女とは真剣に恋愛した結果、あの結末に行き着いてしまった。もちろん喧嘩はあったけど、つねに相手を思いやって行動していた自信はあります。それが、炎上を受け止めている理由のひとつです。世間と戦ってるという認識も、正直ないです」

「メディアには出続けたい」理由

今でも、当時のことを夢に見ることがあるという。

「事件後、3か月ほどは事務所のサポートで精神科に通っていました。彼女が精神科薬を大量に摂取する姿を見ていたのもあり、あまりかかりたくはなかったんですが……」

「死」を意識することもあった。

「30歳まで12年間、俳優しかしてこなかった人間が世間に放り出されるのはとてもつらかった。そんななか、友人が『もし、お前が犯罪者だったとしても俺は友達だ』って言ってくれて。その一言で踏みとどまれた面もあります。その時ふと思ったのは、彼女が亡くなった年齢の35歳になるまではあがいてみようと。それで、何もできなかったら命を絶とうと考えていました」

真叶という源氏名は周囲と相談して決めた名前だというが、報じられるや、すかさずバッシングがあった。

「“真”に“叶う”。本当に叶えたい思いがあるから、夜の世界で挑戦していくから、響きもいいからとこの名前に決めました」

「本当に叶えたいという思い」とは何なのか。

「経済的に独立し、僕のように失敗やスキャンダルを経験して再起に苦労している人を救う活動をしていきたいんです。だからメディアには出続けたいと思っています。僕自身も芸能界に復帰できたら、なによりの証明になる。過去を全部払拭するのは無理でも、自分の言葉で意思を伝えていきたい」

夜の世界にひと筋の光を見つけようとしている前山、真に夢が叶う日は来るのだろうか。

取材・文/遠藤修哉撮影/立花奈央子

【前山剛久】
1991年2月7日生まれ、大阪府出身。2.5次元舞台を中心に活躍するも、交際していた神田沙也加さんとの事故で責任を取り、事実上の芸能界引退。現在は六本木のメンズラウンジ「CENTURY」に勤務する



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