実家の「固定電話」を解約しようか迷っています。基本料金「月約2000円」以外にも、「数千円」安くなるって本当ですか?

実家の「固定電話」を解約しようか迷っています。基本料金「月約2000円」以外にも、「数千円」安くなるって本当ですか?

1月19日(月) 22:10

普段スマホで連絡を取っている人のなかには、固定電話をほとんど使用しない、あるいは固定電話自体を持っていない人も多いでしょう。 使用頻度が低い場合、節約のために固定電話の解約をしようか検討するかもしれません。固定電話には基本料金だけでなく、ほかの料金がかかっている場合があります。 本記事では、固定料金の解約でどれくらい費用が安くなるのか解説します。

固定電話の基本料金

まずは、NTT西日本株式会社を例にして、以下2種類の固定電話の基本料金を見ていきましょう。基本料金は、2025年12月時点での料金を参考にしています。
 

・加入電話:初期費用がかかるプラン
・加入電話(ライトプラン):初期費用不要、回線使用料割高プラン

 
基本料金は取扱所の種類によって異なりますが、住宅用であれば以下の通りです。
 

加入電話
・ダイヤル回線:825~1870円
・プッシュ回線:1045~1870円
 
加入電話・ライトプラン
・ダイヤル回線:1100~2145円
・プッシュ回線:1320~2145円

 
固定電話を解約すると、加入電話であれば月額2000円ほど節約できる場合があります。便宜上、本記事では「加入電話」を例に解説を続けます。
 

加入電話の基本料金以外の費用

基本料金以外にも、固定電話に関連したサービスを解約することで節約効果が期待できます。図表1に、加入電話の主なオプションサービスと料金をまとめました。
 
図表1

オプションサービス サービス内容 月額料金
ナンバー・ディスプレイ 着信時に相手の電話番号が表示される 440円
ボイスワープ 着信を指定した番号へ自動転送する 550円
(1契約者回線ごと)
キャッチホン 通話中に別の着信があったときに通知する 330円
(1契約者回線ごと)

出典:筆者作成
 
図表1などのオプションサービスを契約中の場合、固定回線の解約によって、数百円~数千円の固定費節約になる可能性があります。
 
オプションサービスが1つの場合、月額では少額に見えますが、年間で考えると負担額は大きくなります。例えば、ナンバー・ディスプレイは月額440円ですが、年間では5280円です。図表1にある3つのサービスすべてを利用している場合は、月に1320円、年に1万5840円にもなります。
 

固定電話を解約すべきか?

固定電話を継続するか解約するか迷う場合は、固定電話にはどのようなメリットがあるのか整理するとよいでしょう。以下に、主なメリットを挙げます。
 

<固定電話のメリット>

・災害時につながりやすい場合がある
・電波状況に関係なく安定した通話ができる
・FAXも利用できるタイプもある

 
これらのメリットを普段から活用しているのであれば、解約しないほうがよいかもしれません。固定電話を残す場合は、不要なオプションを削れるかどうか検討してみましょう。
 
一方、ほとんどの通信をスマホで済ませていたり、災害時の対策をすでに考えてあったりする場合は、解約して固定費を削減する選択肢が合理的でしょう。
 

回線の見直しで節約する方法もある

固定電話を解約する代わりに、回線の種類を変更する方法もあります。固定電話には、加入電話のほかに光回線を使用するものがあり、加入電話よりも料金をおさえられます。NTTの「ひかり電話」の場合、基本プランは月額550円で利用可能です。
 
固定電話は継続使用したいけれど節約もしたい場合、光回線のひかり電話は有力な選択肢になるでしょう。ただし光回線の工事費や、インターネットの利用料金など、電話料金以外の費用も総合して検討する必要があります。
 
例えば、インターネットサービス「フレッツ光」と「ひかり電話」をセットで申し込むとしましょう。加入電話の電話番号を継続使用し、現在「ひかり電話」対応機器の設定工事がされていない場合、初期費用として以下の料金が発生します。
 

・契約料:880円
・工事費・2万2000円~
・交換機等工事費:1100円
・加入電話休止工事費:1100円
・同番移行工事費:2200円

 
回線見直しで、どれくらいの初期費用や月々の費用がかかるか把握し、決定するようにしましょう。
 

固定電話の解約で基本料金以外に1000円以上節約できる場合がある

NTT西日本株式会社の加入電話を例にした場合、固定電話を解約することで、基本料金で月々2000円前後、オプションサービスの利用状況によって、月々1000円以上を節約できる場合があります。両方合わせると、オプションの契約状況によっては毎月3000円前後の固定費削減につながるかもしれません。
 
固定電話を解約するかどうかは、現在の利用状況を考えて検討する必要があります。場合によっては、光回線を使用した固定電話にして、節約しながら固定電話を使う選択肢もあります。なお、住宅用の基本料金は2026年4月から月220円値上げ予定なので注意しましょう。
 

出典

NTT西日本株式会社 「加入電話」「加入電話・ライトプラン」の基本料金改定について
NTT西日本株式会社 ナンバー・ディスプレイ/INSナンバー・ディスプレイ(オプション)
NTT西日本株式会社 ボイスワープ/INSボイスワープ(オプション)
NTT西日本株式会社 キャッチホン/INSキャッチホン(オプション)
NTT西日本株式会社 ダイヤルインサービス(オプション)
NTT西日本株式会社 ひかり電話(IP電話サービス)料金
NTT西日本株式会社 ひかり電話 工事料金(初期費用)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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