1月20日(火) 2:30
「月額980円のはずなのに、請求は毎月4500円」というケースでは、単純な料金の値上げよりも、知らないうちについているオプションや別サービスの料金が上乗せされている可能性があります。
高齢者のスマホトラブル事例では、料金が安くなると言われてタブレットや光回線のセット契約をしてしまったり、動画・雑誌見放題などのオプションを試しに入ってそのまま解約を忘れていたりするパターンが典型です。まず確認したいのは、次の3点です。
(1)アプリ・コンテンツなどの月額課金
(2)動画・雑誌見放題、クラウド保存、セキュリティーなどのオプション
(3)タブレットや自宅のインターネット回線とのセット契約
説明が不十分なまま不要なオプションを付けられ、「1ヶ月無料だから」と案内されて解約し忘れ、高額な請求につながるケースもあります。
本人は「契約は何もいじっていない」と思っていても、機種変更やポイント相談などでショップに行った際に、説明されたつもりでも内容を理解しきれずに同意してしまうことも考えられるため、家族と一緒にチェックすることが重要です。
では、70代でスマホ代が月4500円というのは高いのでしょうか。
ある調査では、スマホの月額利用料金は平均約4100円とされており、全体平均と比べても今回の事例における4500円はやや高めといえます。一方で、格安SIMやサブブランドを活用すれば、月3000円前後に抑えられている例も多く、使い方次第では980円以下に抑えることも可能でしょう。
シニアのスマホ利用に関する調査をみると、60代~70代のスマホメイン利用者の多くは「通信料金が安い」「ちょうどよい料金プランがある」といった理由で通信会社を選んでいるようですが、料金プランやオプションを理解していると答えたのはおよそ7割にとどまります。
また、「自分に合ったプランを契約している」と感じている割合は、一部の低価格ブランドで特に高くなっている結果となりました。
原因がある程度見えてきたら、「どうすれば本当に安くできるか」も考えてみましょう。まずは、データ容量を実際の利用に合わせて見直すことがポイントです。
例えば、3GB前後の低容量プランや、サブブランド・格安SIMを選べば、月額料金を1000円程度に抑えられるケースがあります。自宅にWi-Fi環境があり、外出時にスマホをあまり使わない場合は、低容量でも十分でしょう。
さらに、セット割引を活用するのも効果的です。家族割や光回線とのセット割などを組み合わせれば、1回線あたり数千円の割引が適用されることもあります。
現代では、多くのシニアがスマホを日常的に使っていますが、全員が料金プランやオプションを十分に理解しているとは限りません。契約内容を「何も変えていない」と思っていても、ショップの訪問時やキャンペーンをきっかけに契約を変更しているケースもあるでしょう。
そのため、家族が定期的に明細を一緒に確認し、ショップを利用する際などは、可能な限り同席することが大切です。また、不要なオプションを付けないよう、あらかじめ方針を決めておくと安心です。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
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