【漫画】本エピソードを読む
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回はイラストレーターや漫画家として活躍しているseko kosekoさんに注目し、レタスクラブやpixivコミックで連載している『マダムたちのルームシェア』をご紹介しよう。
同作は、3人のマダムたちによる“ルームシェアライフ”を描いた一作。以前seko kosekoさんのX(旧Twitter)に同作の「梨狩りを楽しむマダムたち」がポストされると、多くの人の関心を集めて1.7万もの「いいね」が寄せられている。そこで作者のseko kosekoさんに、同作について話を伺った。
■梨狩りに行くことになったマダムたち
ルームシェアライフをともにしている栞、沙苗、晴子の3人。ある日、栞は「秋に行こうって言ってた小旅行 梨狩りとかどうかしら」と提案する。すると、沙苗と晴子は「梨狩りは初めてよ」「私 梨大好き」と好感触。そして、その反応に対して栞は「異常はナシ…ってことね」と冗談で返し…。読者からは「仲睦まじい雰囲気が読んでいて心地いい」「梨狩りに行きたくなった」などの声が上がっていた。
■マダムを描く際に意外と難しいポイントは“服装”
――『マダムたちのルームシェア』シリーズの一作である「梨狩りを楽しむマダムたち」を描くに至った経緯をお教えください。
秋に投稿するお話を考える時に、今まで集めてメモをしておいた描けそうな話の中から選びました。なぜ梨なのかというと、担当編集さんがとっても梨が好きだからという理由です。また、私も梨は好きでしたし、取材旅行に行くのに、どうせなら行ったことのない果物狩りを楽しみたいと思い梨狩りを描くことにしました。
――「梨狩りを楽しむマダムたち」のなかで特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共に教えてください。
栞さんがオヤジギャグを無視されるところが気に入っています。こういうやり取りって仲が良くて信頼できる人としかできないと思うので。私には時々、思いついたオヤジギャグを送ってきたり、会うと披露してくれる先輩がいるのですが、先輩のギャグにどう返すかによって笑える度合いが全然違うのでかなり楽しんでいます。
――そもそも『マダムたちのルームシェア』はsekoさんが憧れるマダム像を作品にしたものと聞いておりますが、現在第5巻まで描かれたなかで、「今のところ、これが最もベスト」というマダムの生活をぜひお聞かせください。
常にこれがベスト!と思いながら描いているので選びかねますが、1巻のEpisode12『パジャマパーティーをしてみるマダムたち』は「自分の好きなことをしてみる(可愛らしいパジャマを着てみる)」「楽しみを作る(夜のパーティー)」「それぞれの個性が出ている(それぞれのパジャマ)」とこの作品の良さがかなり出ていて、今読んでも「好きだな~」と思います。最後にその楽しさの余韻を引きずってリビングで皆で寝るというところもお気に入りです。
――個人的に注目したのはマダムたちの上品なコーディネートでした。彼女たちの服装を描く際はどのような流れで考えているのでしょうか?
マダムたちの年齢の服を描くのって結構難しくて、毎回資料をたくさん見て描いています。上品、ベーシックをベースにして個性が出るように少しずつファッション雑誌やSNSを見て他の要素を取り入れて形を作っています。
シルエットや配色は流行のものをほんの少し取り入れるとオシャレに見えるので、素敵なコーディネートを描きたい!と思ったら多少でもファッション雑誌は見た方がいいと個人的に思っています。
――読者へメッセージをお願いします。
いつもマダムたちを楽しんでくださって本当にありがとうございます。まさか5巻もこの作品を描き続けられるとは思ってもみませんでした。
5巻もあると人それぞれ好きなお話が違うと思うので、たまに「ああ、この話好きだったな」と思い出していただけると幸いです。できるだけ描き続けるので、その中で新しく読者さんの「好き」が生まれたらこの上なく嬉しく思います。
最初で読むのを止めた人も、読み続けてくれている人も、皆さん本当にありがとうございます。マダムたちにかかわっていただいた時間があると思うだけで、陽だまりの中にいるようなあたたかい気持ちになります。
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