【漫画】本エピソードを読む
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、2025年8月1日にX(旧Twitter)に投稿された『告発者』をピックアップ。原作は「ホラー×テクノロジー」でさまざまなホラー体験を生み出す会社、株式会社「闇」が著名ホラー作家たちとタッグを組んで生まれたホラーアンソロジー『ジャンル特化型 ホラーの扉』。
株式会社「闇」が「Rakuten Content Central」と共同でコミカライズした『ホラーの扉〜身近に潜む闇の物語〜』に掲載の本作『告発者』は、ウェブライター・覆面作家「雨穴」さんが原作を担当した作品だ。株式会社「闇」のX(旧Twitter)公式アカウントから本作が投稿されたところ、多くの「いいね」と共に多くの反響コメントが寄せられた。本記事では作品を手掛けた株式会社「闇」の制作陣にインタビューを行い、創作のきっかけや漫画を描く際のこだわりについて語ってもらった。
■子供時代に投稿した動画がなぜ今…
会社の昼休み。光瀬健太郎は外のベンチで動画を見ながら昼食をとっていた。そろそろ休憩時間が終わるというとき、彼のスマホにある動画が上がってくる…。それは光瀬健太郎が小学生の頃に友人と撮影したもの。今になってなぜこんな動画が?しかもその動画には彼を断罪するかのようなキャプションが付けられている。
子供時代の他愛のない動画がなぜ?一体だれが?一本の動画を巡る珠玉のホラー漫画に「身近で怖い」「昔の嫌だった感覚が蘇った」「どこまで陰湿なんだ」「親が悪い」など多くの反響が寄せられている。
■淡々と語られる怪談の独特な雰囲気を感じとって
――本作『告発者』が収録されている『ホラーの扉〜身近に潜む闇の物語〜』は有名なホラー作家の方々が手掛けた原作を元に制作した、オムニバス形式の豪華なホラー作品ですが、制作するきっかけや経緯などを簡単にお教えください。
縦読みコミック『ホラーの扉〜身近に潜む闇の物語〜』は書籍『ジャンル特化型ホラーの扉』を原案としています。 原案の書籍は14歳の世渡りシリーズとして創刊しました。
<書籍のコンセプト>
14歳というホラーコンテンツに初めて触れるという人も多い読者層に向けて、「どんなホラーが好きになりそうか」を探求できるホラーの入門書として企画されました。
ジャンル別に短編を掲載することで、読者が自分の好みを見つけられるようになっています。 各ジャンルは解説+そのジャンルに該当する作品が読めるという構成です。
<コミック化の経緯>
コミック版は、楽天が縦スクロール型デジタルコミックのプロデュースを開始するにあたり作品候補を探しているとの相談を受け、是非お受けしたいと思いから制作に至りました。
コミック版の制作にあたって、原案書籍の解説部分も新たな「ストーリー(Whom)」として描き起こしました。 これにより、読者がより物語に没入しやすくなることを目指しています。
――本作『告発者』は『変な家』を手掛けたウェブライター・覆面作家の雨穴さん原作の作品ですが、コミカライズにあたってこだわったことを理由とともにお教えください。
原案の書籍においては『告発者』は「サスペンスホラー」にカテゴライズされています。
コミック版では、このサスペンス要素を読者に強く感じていただくために工夫しています。
特に、主人公の「光瀬健太郎」の心理描写を丁寧に描くように心がけ、読めば読むほど、読者自身も健太郎と一緒に追い詰められる気分になるような演出を目指しました。
――本作のなかで印象に残っているシーンや好きなシーンがあれば理由とともにお教えください。
ネタバレになってしまうため、詳細は伏せますが、主人公の健太郎が廊下に出た後の母親とのやり取りのシーンは、特にこだわって作り込んだシーンです。
読者の皆さまには、ぜひそこに注目してお読みいただきたいです!
――フルカラー作品だからこそ出せたホラー表現やこだわりについてお聞かせください。
『ホラーの扉〜身近に潜む闇の物語〜』では、 作品の雰囲気に合わせて着色のトーンやカラーバランスを調整しております。
『一一分間』はSFホラーということで近未来感を意識していただけるようなカラーバランスを目指し、『学校の怖い話』ではザラっとしたスーパーファミコンの画質をイメージし、淡々と語られる怪談の独特な雰囲気を感じとっていただけることを意識しています。
『告発者』では過去の回想シーンと現代のシーンが交差する構成になので、違和感なく読者が読み進められることを意識した演出調整を行なっております。
――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします。
縦読みコミック『ホラーの扉〜身近に潜む闇の物語〜』は、現在、LINEマンガ、R-TOON、めちゃコミックなど各プラットフォームにて配信中です!
また、コミック版にはオリジナルストーリー『Whom』も特別に収録されています。 書籍とはまた違った「ビジュアルで感じる恐怖」を味わえる作品となっていますので、ぜひこの機会にお読みください!
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