【漫画】本エピソードを読む
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョンマンガ部」。今回は、『絶対に実らない百合が好き』を紹介する。作者のおおもりいちかさんが、11月10日にX(旧Twitter)に本作を投稿したところ、2000件を超える「いいね」やコメントが多数寄せられた。本記事では、おおもりいちかさんにインタビューを行い、創作の裏側やこだわりについて語ってもらった。
■好きな子から告白をすると宣言される
ある日、「私、今日彼に告白するわ」と友達から宣言された女の子。続けて友達は、クリスマスも近いし、一緒に過ごしたいという夢を語った。そんな話を聞かされ「2人が恋人になっちゃったらいやだ…」という感情が湧き上がる。なぜなら、実は女の子は友達を好きだからだ。
“私の方が先に好きだったのに”“許さない”“でも失敗して悲しんでいる顔は見たくない”と必死に考える女の子。友達には「うんうん応援するよ〜」と渇いた笑いとともに伝えるが、本心ではまったく別の大きな感情が爆発していて…。
本作を読んだ人たちからは、「心情の表現が秀逸」「苦しみが癖になる」「心の声と表情が最高」「切ない」など、多くのコメントが寄せられている。
■作者・おおもりいちかさん「感情が抑えきれずに出てしまう瞬間を見てほしい」
――本作のお話の発想の源はどこだったのでしょうか?
「伝えられない好き」にすごく惹かれていて、その気持ちがふっと漏れる瞬間を描きたい気持ちがありました。 届かない関係でも、その中にある優しさや誠実さって、やっぱりいいなぁと感じています。
――本作では、最後のコマに込められたデカすぎる感情が非常に印象的でした。本作を描いたうえで「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい!」というポイントがあればお教えください。
人の心には言えない気持ちや矛盾があると思っていて、その感情が抑えきれずに出てしまう瞬間を見てほしいと思いました。 あきらめと“それでも”が混ざった空気を感じてもらえたら嬉しいです。(※作中の“許せない”という感情は、あくまでキャラクターの一瞬の揺れを表現したもので、誰かへの否定ではありません。)
――特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。
主人公が相手を見る“目線”のシーンです。 セリフより、一瞬の視線の揺れのほうが、この子がどれだけ気持ちを抱えてきたか伝わる気がしています。 静かな感情の動きが届けばいいなと思っています。
――おおもりさんの作品は、切なくなるストーリーが多いように感じます。作画や構成でこだわっていることや、特に意識していることはありますか?
自分の力ではどうにもならない状況でも誠実でいようとするキャラが好きです。 セリフは少なめにして、余白や表情で心情を伝えることを意識しています。
――今後の展望や目標をお教えください。
いつか漫画のお仕事に挑戦できたら嬉しいです…! そのためにも、これからも描き続けていきたいと思っています。
――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします!
たくさんの作品の中から見つけてくださって本当に嬉しいです。 いいねやRTも励みになっています。読んでくださってありがとうございます!
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