冬は毎日「浴室乾燥機」を使うわが家。夫に「夜遅いと風呂入りにくい」と言われるのですが、いっそ「ドラム式」に買い替えるほうが“便利でお得”でしょうか? それぞれのコストを比較

冬は毎日「浴室乾燥機」を使うわが家。夫に「夜遅いと風呂入りにくい」と言われるのですが、いっそ「ドラム式」に買い替えるほうが“便利でお得”でしょうか? それぞれのコストを比較

1月10日(土) 5:00

洗濯物が乾きにくいこの時期。朝干して出掛けたのに、帰宅後もなんとなく湿っている……と感じることが増えますよね。そんなとき、わが家では浴室乾燥機に頼るのですが、気になるのが電気代です。 また、浴室乾燥をしている間は入浴ができないことや、浴室内の匂いが洗濯物に移りそうなことも気になります。 そうなると、どうせ電気代がかかるなら、いっそドラム式洗濯乾燥機に買い換えたほうがいいのかもしれないという考えもよぎります。そこで本記事では、浴室乾燥機とドラム式洗濯乾燥機、それぞれを使った場合の光熱費を比較して、どちらがおトクかを探っていきます。

浴室乾燥機には電気式とガス式がある。それぞれのコストはいくら?

家庭用の浴室乾燥機には、大きく分けて「電気式」と「ガス式(温水式)」の2種類があります。「電気式」に必要なのは電気代だけですが、「ガス式(温水式)」はガスで温めた水を使って乾燥させるため、ガス代と電気代の両方がかかる点に注意が必要です。
 
東京ガスの試算によると、浴室乾燥機を1時間使った場合の光熱費は、それぞれ次のようになります。


・電気式:1時間あたり約39円(電気代のみ)
・ガス式(温水式):1時間あたり約49円(ガス代+電気代)

洗濯物をしっかり乾かすには、電気式の場合は2~4時間、ガス式(温水式)の場合は1~2時間の運転が必要とされるため、それぞれ1回あたりの光熱費は以下のようになります。


・電気式:1回あたり約156円(約39円×4時間)
・ガス式:1回あたり約98円(約49円×2時間)

毎日使うとすると、1ヶ月(30日)で電気式は約4680円、ガス式は約2940円かかる計算になります。
 

ドラム式洗濯乾燥機の光熱費は? ヒートポンプ式なら意外と省エネ

次に、ドラム式乾燥機の光熱費を見てみましょう。
 
ドラム式乾燥機と聞くと「電気代が高いのでは」というイメージを持っている人もいるのではないでしょうか。筆者もその1人でしたが、実はドラム式洗濯乾燥機には「ヒーター式」と「ヒートポンプ式」の2種類があり、どちらを選ぶかで電気代が大きく異なるのです。
 
「ヒーター式」は、内部のヒーターで高温の熱風を発生させて衣類を乾かす方法で、例えば、日立のドラム式洗濯乾燥機(BD-SW120M)の場合、1時間あたりの電気代は約49円です(洗濯~乾燥時の消費電力量約1570ワット)。
 
「ヒートポンプ式」は、空気中の熱をうまく活用することで低い温度でも効率的に乾燥できるのが特徴です。
 
ヒーター式に比べて電気の消費量が少なく、光熱費を抑えやすいため、同じ日立のドラム式洗濯機(BD-STX130M)でもヒートポンプ式のタイプの電気代は、1時間あたり約36円となります(洗濯~乾燥標準コース時の消費電力約1150ワット)。なお、電気代の計算式は次のとおりです。


・ヒーター式(BD-SW120M):1時間あたり約49円(1.57キロワット×31円)
・ヒートポンプ式(BD-STX130M):1時間あたり約36円(1.15キロワット×31円)

※全国家庭電気製品公正取引協議会の目安電力単価(31円/キロワットアワー)を使用

日立の公式サイトによると、洗濯~乾燥までの目安時間は「ヒーター式(BD-SW120M)」が約98分、「ヒートポンプ式(BD-STX130M)」が約93分ですが、計算を簡略化するため、それぞれ約2時間使用すると仮定すると、1回あたりの電気代は「ヒーター式」が約98円、「ヒートポンプ式」が約72円となり、それぞれ浴室乾燥機を使う場合より光熱費は安くなります。


・ヒーター式:1回あたり約98円(約49円×2時間)
・ヒートポンプ式:1回あたり約72円(約36円×2時間)

毎日使っても、1ヶ月(30日)でヒーター式は約2940円、ヒートポンプ式は約2160円となり、浴室乾燥機の電気式・ガス式と比べると光熱費を大きく抑えられる結果となっています。
 

初期費用はかかるものの、ドラム式洗濯乾燥機に変える選択肢もあり

浴室乾燥機とドラム式洗濯乾燥機、それぞれの光熱費を比較してみると、ヒートポンプ式のドラム式乾燥機がもっともコストを抑えられる結果となりました。電気式の浴室乾燥機が1回あたり約156円なのに対して、ヒートポンプ式のドラム式乾燥機は約72円。月にすると約2520円もの差になります。
 
もちろん、ドラム式に買い替えるには本体価格や設置スペースなども考える必要がありますが、「干す・取り込む」といった作業がなくなり、洗濯のストレスが減るというメリットも大きいもの。
 
光熱費と手間のバランスをどうとるかは、家庭それぞれ。「うちの場合はどうだろう?」と考えるきっかけになればうれしいです。まずは今の乾燥方法で、どのくらいの電気代やガス代がかかっているのかを、ざっくり見直してみるのもよいかもしれませんね。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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