俺(ヒロト)は、妻のチカと娘・ミオ(小2)、息子・コウキ(年長)との4人で暮らしていた。実家は比較的裕福な方で、孫たちに惜しみなくお金を使ってくれていた。有名テーマパークに高級な食事、子ども服にゲームやおもちゃ……。チカは両親のことを嫌っているから、俺は子どもたちだけを連れて実家へ行っていたのだ。しかし俺は最終的に離婚を切り出され、子どもたちもチカについていってしまった。何もかも失った俺はどうしたら良いのだろう。
子どもたちのために用意された部屋のなかで、母さんは座って呆然としていた。俺が来たことに気付くと、母さんは俺に向かってまくし立てる。「今度は絶対若い子にしましょう!私の言うことをきく素直な子の方がいいわよね~!」
父さんによると、最近の母さんはずっとこんな調子で感情の起伏が激しいらしい。父さんは「チカさんがどう感じるかよりも、目の前の母さんが喜んでいるかどうかだけを考えてしまっていた」と反省していた。喜ぶ顔、か……。
俺は今になってはじめて、自分の母親を客観視できるようになったのかもしれない。なんだか目が覚めた気分だ。でも今さら気付いても遅かった。どうしてここまで盲目的に母さんばかり信じて、チカを信じてあげることができなかったんだろう……。
壊れてしまったかのような母さんを目の当たりにして、そんな母さんでも大切にしている父さんを見て、間違っていたのは自分だったということに気が付いた。両親のせいで離婚になったんじゃない。俺自身が不甲斐なかったせいなのだろう。今の俺にできることと言えば、せいぜい子どもたちのために養育費を渡すことくらいだ。次回の面会のときに、チカにはあらためて謝りたいと思っている。
原案・ママスタ脚本・渡辺多絵作画・りますけ編集・井伊テレ子
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