私はカナ。夫のダイスケと実家の近くの賃貸マンションで2人暮らしをしています。子どもはおらず、夫婦ともに仕事で毎日忙しく飛び回っています。同じ市内には弟ショウや妻のアサミさん、その息子のヒロくんも住んでいます。しかしショウが新居を建てると、実家の両親はなぜか同居できると勘違いして、自宅を売却する手続きを進めてしまいました。焦った私が両親のことをお願いすると、アサミさんは「カナさんが同居してあげたら」と返してきたのでした。
私はヒロくんの部屋を犠牲にしてまで、両親を引き受けてもらおうとしていたのです。アサミさんが怒っていたとしても当然です。そんな事情を話すと、ダイスケは「ひとまずウチに来てもらおう」と決断してくれました。
私は両親のために一部屋空けました。自分からショウに「子ども部屋を空けろ」と言ったのだから、できないなんて言えません。入りきらない荷物はレンタルスペースを借りて預けました。しかしその後、次第に私は違和感を抱き始め……。
アサミさんに「カナさんが同居してあげるのはいかがでしょうか」と言われたとき、私はとっさに言葉を返すことができませんでした。実家の両親が心配だと言いながら、私は心の底では「ショウの家族が同居してくれるなら安心」とすっかりお任せする気でいたのです。それが最善だと思い込み、無理を通そうとしていたことを見透かされてしまったのかもしれません。
両親はすっかり年老いてしまいました。もう少しちゃんと向き合ってあげていたなら、同居話の勘違いにも早めに気付けたことでしょう。後悔はありますが、今は私にできることを精一杯してあげたい。これからはショウとも連絡を取り合いながら、ともに両親を見守っていけたらと思います。
原案・ママスタ脚本・motte作画・はなめがね編集・井伊テレ子
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