第32回アクター賞(旧SAG賞:米俳優組合賞)のノミネートがが1月7日(現地時間)に発表され、ポール・トーマス・アンダーソン監督による「ワン・バトル・アフター・アナザー」が史上最多となる7部門でノミネートを獲得した。
7部門の内訳は、作品賞にあたるキャスト・アンサンブル賞、スタント・アンサンブル賞、そして個人演技賞5名。主演男優賞にレオナルド・ディカプリオ、主演女優賞にチェイス・インフィニティ、助演男優賞にベニチオ・デル・トロとショーン・ペン、助演女優賞にテヤナ・テイラーがそれぞれ選ばれた。1995年にアンサンブル賞が創設されて以来、単独作品としては最多記録となる。
「ワン・バトル・アフター・アナザー」を追うのは、ライアン・クーグラー監督の「罪人たち」だ。同作は5部門でノミネートされ、歴代2位タイの記録となった。両作品はキャスト・アンサンブル賞で直接対決することになる。記録を塗り替えた作品と、熱狂的な支持を集める作品という構図は、2016年の「ラ・ラ・ランド」対「ムーンライト」を彷彿とさせる。当時は「ムーンライト」がアカデミー賞作品賞を制しており、「罪人たち」の逆転劇もありえそうだ。
アクター賞の前進となるSAG賞はアカデミー賞の前哨戦として知られ、その予測精度は高い。2009年以降、キャスト・アンサンブル賞にノミネートされた作品の76%がオスカー作品賞候補に選ばれている。同賞を受賞せずに作品賞を獲得した例は過去4作品(「ブレイブハート」「シェイプ・オブ・ウォーター」「グリーンブック」「ノマドランド」)のみ。
第32回アクター賞授賞式は3月1日、Netflixで生配信される。
映画部門 のノミネートは以下の通り
■キャスト・アンサンブル賞
「フランケンシュタイン」(Netflix)
「ハムネット」(フォーカス・フィーチャーズ)
「マーティ・シュプリーム世界をつかめ」(A24)
「ワン・バトル・アフター・アナザー」(ワーナー・ブラザース)
「罪人たち」(ワーナー・ブラザース)
■主演男優賞
ティモシー・シャラメ「マーティ・シュプリーム世界をつかめ」
レオナルド・ディカプリオ「ワン・バトル・アフター・アナザー」
イーサン・ホーク「ブルー・ムーン(原題)」
マイケル・B・ジョーダン「罪人たち」
ジェシー・プレモンス「ブゴニア」
■主演女優賞
ジェシー・バックリー「ハムネット」
ローズ・バーン「イフ・アイ・ハッド・レッグス・アイド・キック・ユー(原題)」
ケイト・ハドソン「ソング・サング・ブルー(原題)」
チェイス・インフィニティ「ワン・バトル・アフター・アナザー」
エマ・ストーン「ブゴニア」
■助演男優賞
マイルズ・ケイトン「罪人たち」
ベニチオ・デル・トロ「ワン・バトル・アフター・アナザー」
ジェイコブ・エロルディ「フランケンシュタイン」
ポール・メスカル「ハムネット」
ショーン・ペン「ワン・バトル・アフター・アナザー」
■助演女優賞
オデッサ・アジオン「マーティ・シュプリーム世界をつかめ」
アリアナ・グランデ「ウィキッドフォー・グッド」
エイミー・マディガン「WEAPONSウェポンズ」
ウンミ・モサク「罪人たち」
テヤナ・テイラー「ワン・バトル・アフター・アナザー」
■スタント・アンサンブル賞
「F1(R)エフワン」
「フランケンシュタイン」
「ミッションインポッシブルファイナル・レコニング」
「ワン・バトル・アフター・アナザー」
「罪人たち」
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