【写真】マフラーを巻いた杉咲花“文菜”の姿が映るメインビジュアル
杉咲花が主演を務めるドラマ「冬のなんかさ、春のなんかね」(毎週水曜夜10:00-11:00、日本テレビ系)が1月14日(水)にスタートする。このたび、ザテレビジョンでは、杉咲にインタビューを実施。恋愛映画の旗手・今泉力哉が手掛ける脚本や登場人物の魅力について話を聞いた。
■「好き」が分からなくなった主人公と、出会う男性の魅力
杉咲が演じるのは古着店で働く27歳の土田文菜。好きという感情が分からなくなってしまった文菜は、好きにならない人を好きになり、恋人以外の人とキスしたりしている。
「文菜の行動に共感できるところはあまりないのですが、時間の有限性や全ての出会いには別れが付きまとうということに深い寂しさを感じている人ではないかと思っていて。文菜が抱える悲しみは底知れず、だからこそ知りたいなと。一見フラフラしているように見えるかもしれませんが、自分なりに思考し、答えを見つけようとしていく部分が魅力的だなと思いました」
文菜との関係を築いていくのは3人の男性。コインランドリーで出会う美容師の佐伯ゆきお(成田凌)、文菜に恋心を抱く早瀬小太郎(岡山天音)、恋人がいる山田線(内堀太郎)。それぞれに付き合いの長さは異なり、第1話ではゆきおとの出会いが描かれる。
「あまり踏み込んでこないところは3人とも共通していて、特に印象的なのは小太郎。『これ以上話したくない』と言うと絶対にそれ以上聞いてこないところが、いいなと思います。山田は、一緒にいると時の流れがゆっくりになったと錯覚するような包容力のある人。ゆきおは…、デートシーンのト書きに『ゆきおはとても真っすぐで、ステキな人だ』とあるぐらい、理屈じゃなく一緒にいると安堵できる人なのだろうと思います」
■今泉力哉らしい脚本に宿る前向きな視点
彼らとの掛け合いには、今泉監督らしさが色濃く表れているそう。
「例えば山田との会話で、彼が洗濯物を干しそびれたことに文菜が『太陽無駄にした』と言うんですけど、山田は『でも俺が浴びたから(いい)』って答えるんです。できなかったことよりできたことに喜びを見つける、そういう緩やかで前向きな視点がいいですよね」
そんなひとときの連続に、心癒やされる作品になりそうだ。
「登場人物が大きく成長していくことはないかもしれません。でも、答えの出ない問いをそれぞれがぐるぐる考えている姿を見られるだけで、十分勇気をもらえるのではないかと。すぐに変われなくても必死に考えながら生きているだけで、十分立派だなと思えるドラマになったら…と思っています」
◆取材・文=及川静
※「月刊ザテレビジョン2月号」より
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