子どもに嘘をつかれたらどうする?カンニングや中受失敗を招く「やってはいけない対応」とは

子どもに嘘をつかれたらどうする?カンニングや中受失敗を招く「やってはいけない対応」とは

子どもに嘘をつかれたらどうする?カンニングや中受失敗を招く「やってはいけない対応」とは

1月2日(金) 8:16

大人は子どもが嘘をつくと「嘘をついてはいけません」と叱りがち。しかし、嘘をつく子どもには嘘をつく理由や事情があります。大人は頭ごなしに嘘を否定するより、上手に本音を引き出すチャンスと考えて。対処すべきときに対処せず、勉強で嘘をつく子に育つと、大きなデメリットに繋がることも…。
嘘をつくことは本当に悪いことなのか?

まず、大人は、嘘をつく子どもを叱る前に、 「そもそも嘘をつくことが悪いことなのか?」 と考えてみましょう。
嘘をつくこと自体が悪いわけではない
「嘘も方便」ということわざがあります。「時と場合によっては嘘も必要になる」という意味です。このことわざからもわかる通り、嘘をつくことが推奨される場面も世の中にはたくさんあります。

たとえば、友人が選んでくれた誕生日プレゼントが欲しいものでなかったとしても、「要らない」と言ったら、友情にひびが入りかねません。「ずっと前から欲しかったんだ」と言っておいた方が、友人も自分も幸せになれるでしょう。

このように、嘘は人間関係の潤滑油となったり、目的達成の手段となったりします。一概に「嘘をつくことは悪いことだ」と言い切れない以上、 子どもが嘘をつくこと自体に目くじらを立てる必要はありません。

嘘をつくようになったのは成長の証
幼い子どもは、不都合なことが起こったとき、嘘をついてごまかそうとするよりも、言い訳すらできずに泣いたり怒ったりしがちです。

だから、子どもが嘘をつくようになったということは、 冷静に状況を把握して、感情的にならずに事態に対応するようになった、ともいえます

大人の思考に一歩近づいたということですね。

「天真爛漫な子ども」を理想とする大人もいますが、その子ども像は幻想です。子どもは日々成長し、純真さや無邪気さ以外の面も備えていくもの。 嘘をつくようになったのは成長の証ともいえる と考えれば、子どもが嘘をつくことにイライラしなくなるはずです。
勉強で嘘をつく子どもとどう向き合うか?
子どもの嘘をすべて否定する必要はないんです。

とはいえ、 嘘によって子ども自身や他人に悪影響が及ぶなら、大人はその嘘に何らかの対処をする必要があります

特に勉強では、嘘をつくことにはデメリットしかありません。
勉強で嘘をつくことのデメリット
勉強で最も大切なのは、できないことをできるようにすることです。そのため、できないことを嘘でごまかしていては、絶対に学力が伸びません。

中学受験生の家庭教師をしていると、子どもがよくやるのが、解答を写す行為です。これも嘘の一種。

保護者が塾の宿題などをチェックしないと、子どもは解答集を丸写しして丸を付け、全ての問題を「できた」ことにしてしまいます。本人は上手くごまかせているつもりでも、後々できないことが判明することも。

特に、子どもが志望校の過去問演習で答えを写すと、大人が「この子はできる!」とだまされてしまい、志望校選びで失敗する原因にもなります。

大人はこのようなデメリットを理解した上で、子どもが勉強で嘘をつかないように導く必要があります。

子どもが本音で話せる環境を整える
子どもが勉強で嘘をつくのには理由があります 。一番多いのは、「できないことを叱られたくない」です。ほかにも「大人に褒められたい」「かっこいいところを見せたい」「勉強よりもやりたいことがある」などがあります。 大人はまず、こうした理由に目を向ける とよいでしょう。そうすれば、勉強で嘘をつく子どもとどのように向き合うべきかが見えてきます。

子どもが「できないことを叱られたくない」と思っているなら、できないことを叱らないようにします。「大人に褒められたい」「かっこいいところを見せたい」と思っている子どもに対しては、結果だけで褒めることはせず、「できないことをごまかすことはかっこわるい」と伝え続けましょう。

子どもが「勉強よりもやりたいことがある」と思っている場合、その「やりたいこと」を特定するのが先決です。子どもがゲームやYouTube動画などにのめり込んでいるなら、保護者は時としてこれらを制限することも必要となります。子どもが学校の人間関係でトラブルを抱えていて、そちらに気をとられているなら、保護者はトラブルを解決するため学校に相談することも考えましょう。

このように子どもが嘘をつく 理由を特定した上で然るべき対応をするのが大人の役割 です。特に保護者は、 子どもが本音で話せる環境を整える ことを重視しましょう。
嘘をつく子どもを伸ばすのも潰すのも大人次第
子どもの嘘と大人がどう向き合うかで、その子どもは伸びることもあれば潰れることもあります。「嘘をついてはいけません」と子どもを頭ごなしに否定するのではなく、 嘘をきっかけに子どもの本音を引き出し、しっかり対話していくことが大切 です。
※中学受験ナビの記事を、マイナビ子育て編集部が再編集のうえで掲載しています。元の記事はコチラ。

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