【漫画】本エピソードを読む
コミックの映像化や、小説のコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、カドコミやpixivコミックで連載中の『宝石商のメイド』の作者、やませちかさんが描くコミックエッセイ『小2で新しいお母さんができた話』をピックアップ。
やませちかさんが12月6日にX(旧Twitter)で本作を投稿したところ、6,000件を超える「いいね」と共に、多くの反響コメントが寄せられた。本記事では、やませちかさんにインタビューを行い、創作のきっかけや漫画を描く際のこだわりについて語ってもらった。
■“生い立ち”に関するアルバム
作者のやませちかさんが小学一年生のころ。学校の授業で「おもいでアルバムづくり」という、自分が生まれてから今までのアルバムを作ることになった。
物心がつく前から母親がいなかったやませさんは、赤ちゃんの頃の写真を持っておらず、先生に「あなたは絵で描きなさい」と言われる。周囲が楽しそうに写真を見せ合いながらアルバムを作る中、一人息を殺してその時を耐えていた。
「アルバムなんて大っ嫌いだ」
「私もお母さんがほしい」
そう思っていた矢先、父が再婚。小学二年生の頃に新しいお母さんが家にやってくる。継母は優しく、これからは二人でいっぱい写真を撮ってたくさんアルバムを作ろうと言ってくれる。
その後、小学六年になった際、卒業制作で「生い立ちの樹」という長作文を書かなくてはならくなり、再びあの辛い思いをすることを考え憂鬱になるやませさん。
すると母は学校に意見書を提出。やませさんが六年生になった時には生い立ちに関する作文はなくなっていたのだった。
作品を読んだ読者からは、「新しいお母さんがいい人でよかったなぁ…」「良い話でした…」「ハラハラしたけど平和で良かった」など、反響の声が多く寄せられている。
■作者・やませちかさん「人格形成に影響するくらい印象に残ったできごとだった」
――『小2で新しいお母さんができた話』は、やませちかさんご自身のエッセイコミックとのことですが、漫画作品にしようと思ったきっかけや理由などをお教えください。
このエッセイ漫画は自分が生まれてから漫画家になるまでをシリーズで描いているものですが、人格形成に影響するくらい印象に残ったできごとだったので形にしました。
――今作を描くうえで、特に心がけているところ、大切にしていることなどをお教えください。
自分が経験した辛いことや悲しいことなどを人に共感をもって伝えられるよう心がけて描いています。
――今回の作品のなかで、特に注目してほしいシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。
『全員が幸せな生い立ちではないのにね』という母のシーンです。自分史を学校で書かされるのが辛いと母に打ち明けたときに私の心を代弁してくれたようで、とても頼もしかったことを思い出しながら描きました。
――X(旧Twitter)の投稿には多くのいいねやコメントが寄せられましたが、特に印象に残っているコメントなどはありますか?
複雑な家庭環境の方が授業で、『父母がいない人はいると想定して感謝の手紙を書きなさいと先生に言われた』などのご意見がどれだけ辛かっただろうと思い、特に胸に刺さりました。
――やませちかさんが、今後挑戦してみたい作品があればお教えください。
今は宝石商のメイドという作品を連載中で、その合間に新しいことをやろうと始めたのがこのエッセイ漫画なため、既に挑戦中ではありますが今後もジャンルを問わず漫画を描き続けていきたいです。
――最後に読者やファンの方へ、メッセージをお願いします。
ここまでお読み頂いてありがとうございます。漫画は読者の方がいてこそやりがいを感じて続けられるものです。これからも頑張りますので宜しくお願い致します。
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