私(チカ)は夫のヒロトと娘・ミオ(小2)、息子・コウキ(年長)との4人暮らしです。ヒロトはいつも私抜きで、子どもたちだけを連れて義実家へ行きます。私が義実家から絶縁される一方、子どもたちは義実家の財力でどんどん贅沢を覚えさせられていきました。そんなある日、私は妹のユミに「今の状況は子どもたちにとって良くないし、夫婦関係も破綻している」と指摘されます。ヒロトと話し合っても、私のことをまるで「義実家の敵」だと思っているようです。
子どもたちはすごく嬉しそうです。そりゃそうでしょう。母親抜きで義実家に行くことを、子どもたちだって心のどこかで「おかしいな」と思っていたに違いありません。私が一緒に行こうとすると、ヒロトは焦って腕を引っ張ってきました。
「どういうつもり?」「急には困るよ」ヒロトはそう言って慌てたように私を止めます。子どもたちと義両親との楽しい交流のペースを乱されたくないのでしょう。けれど子どもたちが私の手を引き、笑顔で車に引っ張っていきました。
もうヒロトとはダメかもしれない……。そう思ったときに、私が真っ先に考えたことは「子どもを渡したくない」ということでした。けれどこのまま離婚となれば、義実家が全力で奪いにくるでしょう。もちろん負けるつもりはありませんが、そうなる前にまだ自分にできることはあるはずです。
子どもたちは義母に「私が義両親を嫌いだから義実家に行かない」と聞かされています。まずはこの少し歪んだ解釈が間違っていることを子どもたちに示さなくてはいけません。その後のことはまた考えよう……。私はそう思い、積極的に義実家に関わることにしたのでした。
原案・ママスタ脚本・渡辺多絵作画・りますけ編集・井伊テレ子
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