僕青・持永真奈が最後だから明かす素顔と卒業への想い 「また会いに行ける日が来ると信じてる」

「必然性」をリハーサル中の持永

僕青・持永真奈が最後だから明かす素顔と卒業への想い 「また会いに行ける日が来ると信じてる」

1月1日(木) 15:42

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「僕が見たかった青空」、2023年6月15日に乃木坂46の公式ライバルとして結成したアイドルグループ(通称:僕青)だ。

同グループはセカンドシングル以降、シングル選抜システムを採用。メンバー22人(1名活動休止中)は、表題曲やメディア出演をしていく選抜の「青空組」と、ライブなどを中心に活動する「雲組」の2つチームに分かれて活動している。

この連載「あの日夢見た雲組」は、12月17日リリースの7枚目シングル「あれはフェアリー」で構成された雲組単独公演のライブとともに、雲組で切磋琢磨するメンバーに注目していく。



両親に初めて「卒業」を相談したのは約1年前

2025年、雲組にとって多くの別れを経験した1年だった。山口結杏の卒業や木下藍の活動休止、そして今回連載に登場する7枚目シングルで僕青としての活動を終える持永真奈だ。持永は9月25日に自身のブログで、「新しい世界で挑戦したい気持ちが強くなりました」と卒業の理由を語っていた。

「卒業のことを両親に相談したのは、今年の初めだったと思います。

ただ、そのときは一時的な思いもあるかもしれないから半年後にまた気持ちを確認しようと思っていて、6月頃に気持ちを確かめても変わらなかったので決断しました。メンバーには相談していた子もいたので、報告したときは『ついに、その時がきたんだね』っていう反応が多かったかもしれないです」

雲組公演で証明したかった「成長」

雲組に移動してきたのは、3枚目シングル「スペアのない恋」以来の1年ぶり。僕青のなかでもダンススキルの高い彼女だが、現体制での雲組レッスンは初日で涙を流すほどきつかったと振り返る。

「雲組のレベルが上がっているということもありますけど、私がいた頃から曲数も増えて、新しい振り付けとポジションをイチから覚えなきゃいけないっていうのが1番大変でした。

でも、以前の雲組公演でメインメンバーを務めた『暗闇の哲学者』は曲の解釈や表現が一年前とは別物になっていて、先生から『パフォーマンスに深みが増したね』と言ってもらえて嬉しかったです」

卒業発表をしたから、雲組にさせられたわけじゃない。自分が1番輝ける歌とダンスを雲組公演で証明したかった。



人生は間違いじゃなかったと思えた

12月25日、SHIBUYA PLEASURE PLEASUREで開催された雲組単独公演#24。雲組として最後のステージだ。

公演前の円陣では、緊張する彼女の背中にメンバーが手を置いて声を掛けた。「それで強い気持ちになれたというか、『大丈夫、あとは楽しむだけ』と言い聞かせて。ワクワクした気持ちでステージに立てました」。会場に集まったファンもいつも以上の熱気とコールで彼女のパフォーマンスを盛り上げた。

ライブの中盤には、「必然性」をソロ歌唱した。この曲は、‘18年に行われた音楽番組の特別企画で、AKB48・乃木坂46・欅坂46(現:櫻坂46)、IZ*ONEの一夜限りのコラボ「IZ4648」のために作られた楽曲。持永にとって人生を決めた特別な一曲だ。

「IZ*ONE が最初に好きになったグループで、結成までのオーディション番組をずっと見ていて、宮脇咲良さんが憧れの存在でした。この曲のパフォーマンスをテレビで見たときに、キラキラの世界に目を奪われて、アイドルになりたい!と思うきっかけになったんです。『自分がここにいるのは必然なんだ流されてきたわけじゃない』という歌詞を歌うときに、私の人生は間違いじゃなかったと思えたし、会場に集まってくださった方達、全員の顔を見るつもりで歌声を届けられたと思います」

「アイドル人生」のなかで変われた自分

中学生の頃からアイドルに憧れを抱いていたが、時間ばかりが過ぎていった。少しでも夢への距離を近づけたい一心で、高校はダンスの専門学校に行くための学費を貯めるためにバイトに明け暮れた。

「両親に将来のことを話したときに否定はされなかったです。でも、ちゃんと責任をもって頑張りなさいとも言われていました。だから、10代で夢が叶わなかったら諦めてるつもりだったんです。僕青のオーディションを見たときに、乃木坂46の公式ライバルってフレーズよりも『日本のアイドルシーンを盛り上げていく存在に』というところに惹かれて応募しました」

そのラストチャンスを掴んだのは19歳。僕青に合格してから2年半は楽しいこともツラいことも経験した。それを乗り越えるたびに変わっていく自分に彼女自身が1番驚いていた。

「加入直後は踊ったり歌ったりすること以外は自信もないし、バラエティ番組などで振られて自分のこと話すことも苦手で嫌だったんですよ。だけど、少しずつ自信が持てるようになって前を向けるようになって。こうやってメディアでもブログでも自分の思いを伝えるのが怖くなくなったのも成長だなと感じています」

「実は毒舌」に秘められたプロ意識

そのなかで、あまり知られていない一面もある。現雲組を家族に例えると、持永はお母さんという役割だ。

「私、思ったことは本人にばっさり言っちゃうんですよ。実は毒舌というか(笑)。雲組だけはないんですけど、メンバーの遅刻とか忘れ物もそうだし、レッスンでも先生が話していてダラダラしていると叱っちゃうことも多いです。自分の言いたいことを主張できないメンバーも多いので、私がスタッフさんのところに言って伝えたりもしていました。楽屋とかでしか見せないので、ファンの方はイメージにないと思うんですけど」

その意識の裏には、アイドルとしての徹底したプロ意識がある。

「ファンの方から応援してもらう以上に、アイドルとして、元気や勇気を送って応援する側でありたいんです。雲組は団結力もあって、パフォーマンス面も本当に細かなところまで練習しているんですよ。青空組に負けないぐらい魅力に溢れる雲組をもっと知ってほしいから、そういうネガティブな要素が伝わらないようにしたいなって」

持永からメンバー全員へ引き継がれた夢

僕青としての最後のライブイベントになったのは、12月28日の「BOKUAO青春納め2025」。終演後の彼女は1年の総決算を終えた清々しい表情で、「今出せるエネルギーは出し切ったので楽しかったです!」と話した。昨年は無観客での開催となった年末ライブだが、今年は会場が青いペンライトで染まった。

アンコールでは持永が最後の手紙を読み上げる。その後、「あの日 僕たちは泣いていた」では彼女のダンスシーンを取り入れた特別アレンジで披露した。「ステージ上では最後まで泣きたくない」と話していた彼女の目に涙が溢れそうになった瞬間は、最後に贈られたリーダー塩釜菜那からの言葉だ。

「私が僕青に加入したときに話していた夢を、『これからも私たちが全員で引き継いでやっていくからね』と言ってくれたのがすごく頼もしいなという思いと、もう来年からはそこに自分はいない寂しさもあって。いろいろな感情が一気に溢れそうになりましたね」

アイドル持永真奈の卒業に「今日だけは解禁」

今後は新しい世界への挑戦に向け就職活動と並行して、新たな目標に向けての準備も始める。

「アイドルとしての持永真奈は卒業するけど、いつか私がまた会いに行ける日が来ると信じているので、そんなに寂しがらなくて大丈夫ですよ。僕青のライブも絶対見にきますし、離れ離れにはならないから。保護者のような気持ちで、僕青の一員であり続けたいです。メンバーのみんなも活を入れてほしいときはいつでも連絡ください(笑)」

取材が終わると、「これ言っちゃおうかな」と笑って、今日だけは解禁しようと思っていることを教えてくれた。

「私、実はめちゃくちゃお酒が好きなんですよ。しばらく我慢していたので。家に帰ったら宮城の親戚から送られてきた大好物の牡蛎の佃煮をアテに、今日は頑張ったのでご褒美としてリミットを解除して飲みます!(笑)」

僕青を卒業するという選択も「必然だった」と振り返る日が来ることを願いたい。

【持永真奈(もちなが まな)】
2004年、東京都生まれ。あだ名はもっちー。2023年6月15日に結成したアイドルグループ「僕が見たかった青空」(通称「僕青」)のメンバー。イラストを描くのが得意。7枚目シングル「あれはフェアリー」が発売中。「僕が見たかった青空 雲組単独公演 #25」が、2026年1月12日(月・祝)Yogibo META VALLEY(大阪)、2026年1月14日(水)SHIBUYA PLEASURE PLEASURE(東京)、1月24日(土)NAGOYA JAMMIN(愛知)で、翌2月11日(水・祝)には「僕が見たかった青空 超雲組公演 でらっくす」が大手町三井ホールにて開催決定! また、「僕が見たかった青空」としては3月29日(日)KANDA SQUARE HALL(東京)を皮切りに、6都市を回る全国ツアーや、6月20日(土)には河口湖ステラシアターにて「結成3周年記念僕が観たかった『青空野外』ライブ2026」の開催も決定した。最新情報は公式HPをチェック



<取材・文/吉岡 俊撮影/星 亘(扶桑社)「BOKUAO青春納め2025」写真/Ligareaz Management提供>



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