年末最後に振り返る、市川紗椰が本気で驚いた2025年の"3つの出来事"

25年のお気に入り、「編み物☆堀ノ内」のスクービーセーター

年末最後に振り返る、市川紗椰が本気で驚いた2025年の"3つの出来事"

12月31日(水) 7:40

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25年のお気に入り、「編み物☆堀ノ内」のスクービーセーター





『週刊プレイボーイ』で連載中の「ライクの森」。人気モデルの市川紗椰(さや)が、自身の特殊なマニアライフを綴るコラムだ。今回は「2025年の驚いたこと3選」について語る。

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2025年もラスト。21世紀も4分の1が過ぎたと思うと、不思議な気持ちですね。四半世紀。きなくさい話題が増えている昨今ですが、21世紀の〝ステージ2〟が新たに始まる気持ちで、一度切り替えたいですね。

その前に、振り返りを。「今年の驚いたこと3選」という形でお届けします。

ひとつ目は、驚きの商品から。取材で出合った竹本油脂の「焼肉がおいしくなるごま油」。老舗のごま油ブランド「マルホン」の新商品で、いつものお肉に揉み込むだけで、びっくりするほどおいしくなります。

何もつけずに焼いたお肉と食べ比べましたが、ジューシーさが段違い!お肉特有の臭み?嫌な後味?が消え、噛めば噛むほどうまみが広がるお肉に変身しました。ごま油の味・香りが移りすぎるわけでもなく、いつものお肉が焼き肉屋さんのものみたいになって、驚き。

ふたつ目は、ライブでの驚き。9月にあった大好きなザ・スマッシング・パンプキンズ(スマパン)のライブでのひと幕。来日は12年ぶり、日本武道館での公演は25年ぶりで、オリジナルメンバーの4人中3人がそろった!

1990年代&2000年代オルタナロックが青春だった市川は終始大興奮。セットリストは「こんなに名曲を連発していいの!?」と驚く出し惜しみのないものでしたが、気になる選曲がひとつ。途中で、86年公開の映画『トップガン』の挿入歌、ベルリンの『Take My Breath Away』をカバーしました。

スマパンとベルリンのイメージがあまり結びつかないため、「なんで?」と思いながらも、レアなカバーをありがたく聞く観客。そしてサビのタイミングで、ボーカルのビリー・コーガンが客席にマイクを向けました。戸惑う会場。

大合唱にならない客席に対して「This is Japan, right? You guys know this one! Come on, sing」(ここは日本だよね?みんなこの曲知ってるでしょ?好きなんだよね?歌おう!)と再びマイクを向けるビリー。ぼんやりノる観客。確かに多くの人に耳なじみある曲でしょうが、そらで歌詞がわかるほどでは......。

どうも、誰かがビリーに間違った情報を教えたもよう。「日本人はみんなベルリンを歌えるよ」って教えたやつ、誰だー。バンドも客もお互いびっくりした瞬間でした。でも、その場に足を運ばないと体験できない珍事件(?)、いいですね。

3つ目の驚きは、プライベートでの初の試み。わが家の主人公、お犬さまのスクービー(シーズー・オス3歳)がインスタグラムを始めました。本人に代わって私が投稿・運営をしてますが、実は私は仕事以外でSNSを使うのは初めて。

SNSアレルギーの身としては、かなり大きな一歩。前進なのか後退なのかまだわからないですが......。取りあえず使いこなせるようになります。

おまけの驚き、仕事編。J-WAVEでスタートした帯番組『MIDDAY LOUNGE』の火曜ナビゲーターを務めることになりました。13時30分から3時間の生放送です。ゆったりと〝チル〟なおしゃれ番組。私でいいのか、まだまだびっくりですが、頑張ります、26年もよろしくお願いします。

●市川紗椰

1987年2月14日生まれ。米デトロイト育ち。父はアメリカ人、母は日本人。モデルとして活動するほか、テレビやラジオにも出演。著書『鉄道について話した。』が好評発売中。私のお犬さまのインスタは公式Instagram【@sayaichikawa.official】

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