LIVゴルフ、来季は“ワイルドカード”が3枠増1試合あたりの出場人数は54人から57人へ

LIVゴルフは来季のワイルドカード獲得の人数を増加した(撮影:GettyImages)

LIVゴルフ、来季は“ワイルドカード”が3枠増1試合あたりの出場人数は54人から57人へ

12月31日(水) 14:30

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30日、サウジアラビアの政府系ファンドがバックアップする超高額賞金のLIVゴルフが、2月に開幕する2026年シーズンで、1試合の出場人数を3人増やすと発表した。



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これで1試合の出場者数は従来の54人から57人に拡大。4人1組の13チーム(52人)に、従来の2枠から新たに3枠が追加された5人の“ワイルドカード”が加わることとなった。新たな3人の“ワイルドカード”は、1月に行われるLIVゴルフ・プロモーションズ(最終予選会)の上位3人が獲得する。

最終予選会は米フロリダ州で1月8~11日に開催。80選手以上がエントリーをしている。第1ラウンド終了後に上位20名が通過し、第2ラウンドからの出場資格を持つ選手が加わり、スコアをリセットしたうえで第2ラウンドが開催される。さらにここでトップ20が再びスコアをリセットして週末の最終ラウンドへ進出する。

36ホールを戦った後、トップ3の選手が来季フル参戦がかなう“ワイルドカード”を獲得。また最終日終了時点でトップ10に入った選手は、2026年のアジアンツアー「インターナショナルシリーズ」への出場資格を得る。同シリーズのポイントランキング上位2名には、翌年のLIVゴルフ出場権も付与される。今季は、「マオタイ シンガポールオープン」を制した国内ツアー通算4勝の浅地洋佑が2位に入り、来季の“切符”を得ている。

「LIVゴルフは、リーグへの出場とアクセスの拡大を通じて、このスポーツの発展に貢献する」とLIVゴルフのCEOであるスコット・オニール氏はコメント。「新たな道を開き、トップ選手たちが世界を舞台としたゴルフリーグで戦う機会を創出しています。予選枠を増加することで出場選手の層が厚くなり、さらなる興奮をもたらすシーズンになるだろう」とした。

「LIVゴルフ・プロモーションズ」のテレビ放映の詳細や出場選手リストは、来週発表される(文・武川玲子=米国在住)


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